書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

続きの空

去年のこの時期は空ばかり撮っていた。実は撮ることによって、空を見上げることを習慣づけていたんだけどね。昨日の夕方、ベランダに出て見た空はすっかり夏のソレだった。まだ夏の鮮やかな美しいオレンジを描くのはもう少し先かな。久しぶりに富士山も顔を…

すべてに相性がある

定休日ナシの創作書家ですから日曜日と言えども筆を持つ手は離しません。作業に目処がついたら20時。トレーニング姿で散歩がてら久々にあの店へ。エビスにトロトロ軟骨。トリハイにささみチーズフライ。まんさくの花にタン下。どれもこれも相性バツグンです…

晴れやかな旅路に

新郎は無骨で義理人情の塊。新婦は一瞬にして場を明るくする。美しかった。シャンパンとビール、飲み干すのは歓喜。不器用ですが俺も筆をとらせてもらった。最高のふたりに。えにしのピースを重ねて、無限の幸せを描いてくれ。With best wishes for your wed…

野生の帝国

帝国ホテルで友人の結婚式。これからイッパツ、渾身の書を生で披露します。なんてったってここはアインシュタインやチャップリン、ベーブ・ルース、ヘレン・ケラー、マリリン・モンローとジョー・ディマジオ夫妻など敬愛するパンクな先人たちが過ごした場所…

節電稼業

筆と紙があれば生まれる。この猛暑の中、まさに節電稼業ではないか。「パソコン」よりも「携帯」よりも精密でファジーな「心」から生み出していこうぜ。週末は披露宴で大書のパフォーマンス。筆を持って、どこへでも行きます。東電でも行って書いてやろうか?

夏の黄金

夕方、新たなる展開への序章となる打ち合わせ。先方さまも酒と食が好きでそんな話で盛り上がって。打ち合わせ終了後、飛び込みましたよ。この一瞬のために容赦ない暑さと闘っている。一瞬のつもりがマッコリなぞ飲んでカウンターの片隅で落書きをはじめ。ハ…

玄点に立ち、快哉を叫べ

この越乃景虎のごとくなみなみと注がれる情熱。ファミリーが結集。覚醒する野性。興奮を抑えきれないようですねw昨夜は日本駆けこみ寺代表 玄さんのもとに新たなるお弟子さんが入ったのでその歓迎会。その人生に反して、穏やかな目が素晴しい。祝いの酒はい…

nero! bianco! rosso!

今朝6時、己に気合いを入れる作業。まずは大まかな輪郭を取ってゆく。今回はタイトルにあるように「黒」「白」「赤」のみ。鉛筆の黒を指で擦って濃淡をつけます。こうじの作品のひとつの特徴、飛沫攻撃を加えたら…完成です。表現の基本は「書道」より「我道…

至極に浸かる

昨日は心身のメンテナンス日。チャリで行ける温泉。昼間っからゆっくり露天風呂。昼間っからエビスビールをグイグイ。ゆっくりランチをしてプールで食後の運動。そしてひたすらサウナ&露天風呂。充電完了。いえ、昨日は更なる至極が。六本木、20代の終わり…

ガンバッテ フロム アズーリ

マイ アイドル…ジョー・ストラマー、ボブ・マーレィ、マイク・タイソン、ジョージ・フォアマン、ジーン・ハックマン、ロベルト・バッジオ、ロマーリオ、カルロス・バルデラマ…先鋭的で先見性があって、個性が強く、ユニーク。その系譜にあるサッカー選手が昨…

姿勢を正して

子供のころ書道教室に通っていた。不真面目な生徒だったから技術的なことは今に残っているものはない。ただひとつそこでは姿勢を正すことを教わった。今でも一日の始めに筆を持つ時は背筋を伸ばす。書きだすとそうも言ってられなくなるけど。でもね、及能先…

Pre-mo 2012年秋号

作品依頼でもっとも多いのが出産祝い。他には退職や還暦、結婚や新築祝い。人生のはじまりといろいろな節目に形に残るものを書かせてもらっているわけだ。心を込めて、出来うる力を絞って書いてます。今月15日に発売された主婦の友社「Pre-mo 2012年秋号」。…

静かなる刹那の夜に

今週は作業場にカンヅメになって〆切に向けて書きまくる日々。夜もパパッと食事をして作業。美味しいものを食べて飲みてぇとも言ってられないので先日食べたフレンチの美しい晩餐の写真をアップしておこう。料理の写真を撮るのが好きだ。何がどう盛りつけら…

福幸地蔵

先日ちら見せだった復興の橋架け作品。国分町駆け込み寺住職 斉藤さんが被災地の瓦礫木材で創ったお地蔵さんといただいたテーマの「福幸」の書。被災地復興支援団体「がんばっぺしプロジェクト」の健さんの手によって大船渡東高等学校に寄贈されました。創造…

遠く、近く、ここにある

大渋滞で高速道路、車がまったく動かず、通常三時間で着く道のりを七時間という記録をおったてて昨夜遅くに帰京。遠くを眺めて知る一歩。立ち止まって知る足元。(もちろん野生の鹿です)近づいて知る悠遠。いいものをたくさん見て、触れて、感じて、味わっ…

夏が来て僕等

抜けるような空。ガキの頃の思い出はすべてこの青の向こうにある。終わりなき午後の冒険者。旅はそう教えてくれる。「一書渾身」創作書家 高野こうじ

エスケープ フロム バビロン

愛するトーキョープリズンから脱獄。ビルは白樺の木立に、喧騒は鳥のさえずりに変わる。理屈はこねないで、自然の中で3日間、心身のケアします。「一書渾身」創作書家 高野こうじ

そして次の世代へ

インディアンの教えにこんな言葉があります。「あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、 あなたは泣いていたでしょう。 だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、 周りの人が泣くような人生をおくりなさい」依頼を受けて昨夜、大船渡の高校に書いた。手…

流麗

美味麦酒、更衣の候。経済面に目を向けるとビールの出荷が6年振りにプラスになったそうだが間違いなく貢献してます。昨夜は打ち合わせの一献。きれいな心を持った女性シンガーとコラボレーションライブやります。流麗なる時間がそこに生まれることでしょう…

響きあうもの

そもそも「先生」なんて言い方なんていらないよ。欺瞞で怠惰で強欲で見栄と保身に蝕まれたヤツを先生なんて呼ぶ必要などない。脂ぎったあいつらの首根っこつかまえて引きづりおろせ。死んだハチを食べさせられたり、自殺の練習をさせられていたことに因果関…

休息のアルデンテ

一日中作業場で過ごすことが続くとメリハリのための換気作業が必要となる。それはジムとメシ。パスタってヤツはすごいよな。蕎麦のように頑固じゃないし、饂飩のように相手を選ばないし、ラーメンのように脂ぎってない。そんな意固地で、人付き合いが苦手で…

その目の輝きは雄弁な口

昨日東京に戻り、書きまくっている。体調はベストとは言えないけど静かに黙々とやるのだ。あまりに多くを喋ると言うことは自分の愚かさを見せるだけ。行動で示せば感じあえるのだ。わずか一日の滞在だったけどね、玄さんと住職と東京の友と出逢い語り合った…

東北のすずかぜ

昨日の夜、40人の大宴会も熱かった。何度来ても宮城の人たち、暖かい。そして今は定禅寺通りのベンチでのんびり。昨夜の雨も上がり、実に爽やかな陽気の仙台。このまま秋保温泉にしけこみたいけど〆切が山ほどなので牛タン食べて帰ります。ラヴ 東北。「一書…

国分町駆け込み寺開設

7月7日、5時に起き、怒涛の制作作業を終え、新幹線に飛び乗って、仙台に降り立った。仙台国分町駆け込み寺、本日開所。煌びやかなネオンの背後に伸びる闇を静かに抱きしめてくれる愛が灯ったのだ。束の間の滞在になるけど熱い東北を往きます。「一書渾身」…

ワイン色の街

地元に弾丸帰省、比類なき痛みと喜びのふるさと。深夜までやっている旨い店なぞないが、代え難き一瞬がある。敏腕デザイナーAちゃんのおかげで年賀状も傑作揃いが生まれた。さて今度は弾丸帰京、休まず書いて、東北へと向かう。弾より早く生きれ。「一書渾身…

想いを奏でる時に

言葉を超える瞬間に本当の言葉は生まれる。昨夜は女性ギタリストmihoちゃんとボンゴ代表のヒロキくんとふい飲み。冴え渡るロックンロールセッション。ただ奏でるのはない、その向こうのイメージに手を伸ばす。話は変わって、今朝のニュース。強い情熱、そし…

凛 魂

昨日はジムのアークトレーナー(ランニングマシンのペダル版)で有酸素運動をしながら今さらながらEURO2012決勝「イタリアVSスペイン」VTRでフル観戦。イタリアのバロテッリとカッサーノという悪童2トップに期待したものの、試合は最後まで完全にスペインに…

重ねる想い

日本中に飛び立ってゆく作品。やがて額装され、それぞれの暮らしの中へと。喜びのドラマが生まれるといいな。今朝胃カメラの検査結果を聞きに病院へ。「逆流性食道炎」以上、ピロリ菌の感染もナシ。誰かが言ってたっけ。「体・技・心」だってね。今度は職業…

遠方からの女神

地元の女子同級生の仲間たちが家族や友人たちをアジトに引き連れてきて大宴会。ボンタン履いたポテサラ番長、法律には負けるけどシメあげました。小学生、中学生の子供たちもたくさん来たので実地学習。切りもの、洗い物、料理運び、司会進行みんなやってく…

はじまりの扉

古くからの友人が素晴しいシンガーを紹介してくれた。沖縄の血が流れる美しい声を持った唄者。みんなでアジトで一献。この日五島列島から届いた活うちわ海老。唄と書のライブを八月の新月のころにやります。エネルギーが満ちる夜になることでしょう。さて朔…