書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

全ての野球好きの元日

いよいよ待ちに待った2012年のプロ野球が開幕。今年の我がカープ軍、ここ10年で俺は一番の戦力と見込む。当然そこに見るのは優勝。キリリと冷えたワインで開幕を祝う。オモシロイ野球なんかいらない、とにかく勝つ野球が欲しい。マルチナ・ナブラチロワの大…

創作写家 タカノ

創作書家の息抜きに写真なぞを撮っています。料理写真はもっとも好きなジャンル。アジトの新メニューの撮影。順調に進行中。食べるのと、作るのと、盛りつけることが好きならばきっとシズル感のある写真が撮れるはずと信じて撮る。創造の森こそが永遠の遊び…

終わりなき旅路

なぜ続けるのか?それを濾してゆくと見える想い。それは「好きだから」。書は夢に。夢は叶えなければ。昨夜久しぶりの友と飲み交わした。ひとり強く静かに歩みだした一歩。覚悟を持って。覚醒して。自覚を得て。感覚を研ぎすまして。どれだけ飲んでも覚えて…

希望の太陽

いい天気だったのでカメラを持って、静かな朝の散歩に出た。今年ほど春を待ちこがれたことはなかった。震災がなければそんな風に思うことはなかった。東北を始め、たくさんの方の幸せと日常を奪った地震と津波と原発問題。一年が経ち、東北にも間もなく春が…

肉食でTsui-teru

昨夜は中野でメニューの打ち合わせを終え、群雄割拠、生き馬の目を抜く中野の飲食店の中でも注目を浴びている「中野肉食系 ビストロワイン酒場 Tsui‐teru!」へ。久々のヒット。熟成肉たちがその時を待っている。35日の熟成牛のステーキ。この甘みはちょっと…

湯けむりの春

ひとの価値観とはじつにいろいろである。ダイヤモンドだけがダイヤモンドではない。趣味:入浴特技:長湯夢のワンダーランド日帰り温泉。今回は仙川「湯けむりの里」。特になにがというものはないけど割と来やすいので何度も来てる。今回も筆とフロ三昧の6時…

春を食す午後

居酒屋こうじのテラス席。家のベランダだけどね。富士山を遠くに天津飯を喰らう。麗らかな陽を浴び…あんかけ焼きそば。ランチタイムは一日籠って書くときの、いい息抜き。太陽とともに生きている。中と外からエネルギーを満たす。自然の中で生まれたものに偽…

妖艶な海燕ホテル

本日公開の映画「海燕ホテル・ブルー」の作品と舞台挨拶を観にテアトル新宿に。女優片山瞳の海燕ならぬ狂気の怪演。素晴らしい!プロとは職業を指す便宜的な切り分けではないな。自己の中の明確なアカウンタビリティをベースにイマジネーションと即興性を持…

たとえばこんなラヴ・ソング

昨夜、新大久保のコリアタウン「宗家ガムジャタン」でガムジャタンとマッコリで楽しい夕べ。ある方が言ってた。「何を語るか、よりも誰が語るか」。その人が言うから重厚で、柔らかで沁み入る。この人が言うから思わず笑みが溢れてくる。あの人が言うから信…

2分15秒の誓い

わずか数十メートル先のジムに行くにも怪しい武装。外に出れば花粉攻撃、昨夜は激しい頭痛にもんどりうって、まんじりともせず朝を迎えた。体調はひどいが、この陽気ように春へと向かうのだ。昨日の石巻工の阿部主将のように、一本の筆で日本に感動、勇気、…

close to spring

好きな人には触れたくなるように、大切な友の心に寄り添うように、美しい絵のdetailを感じるように、カッコイイ音楽をスピーカーの前で聴くように、興味をそそられれば近くにいきたがるもの。春を探しに散歩に出た。近づいて沈丁花の香りを嗅ぐ。自然が街に…

ROB☆STAR 「潤」

CDのジャケット書きました。「ROB☆STAR 」の四枚目のアルバム「潤(うるおい)」。切なく、美しい日本のロックアルバムです。やはり音楽をやっていた身としてはCDジャケットを書くのは気持ちE!

いつものようにキメて

気がついたら月まで昇れヒステリックなサイレン鳴らして僕らなにもまちがってない もうすぐなんだあかるい日差しをあびたがりそんなにかしこくないけど崩れてゆくのが わかってたんだろドキドキするようなイカレタ人生俺たちの国境は地平線さ。

塩漬けこうじ

大変な二日酔い。温浴施設紀行もできないので日がな一日家風呂。最近ハマってるバスソルト(入浴剤)と塩マッサージ。酒漬けの身体を塩漬けに。おかげでリフレッシュ休暇とあいなりました。まぁ文面の通り、思考力はゼロですがね(汗)。「一書渾身」創作書家…

夜明け前の闇に佇めば

今朝4時起床。夜が明ける前が一番暗いと言われる中、ひっそり静かに筆を握る。音も無く、ベランダに出ても家の明かりさえ灯っていないが、孤独じゃない。書くことで誰かと繋がってゆく。そんな氣で書くには夜中よりも明け方のほうがいい。「喝采袋」、黒の新…

書く一日

昨日は久しぶりに作業場に一日中籠った。週四日のジムもカロリーを抑えた食事も日常となっているもののやはり一番の健康法は書くこと。自分のことよりもその向こうに、誰かの笑顔や元気とか夢とか生きる希望が生まれると思ったら頑張れる。クサイって笑う?…

アツい試食会

昨夜は中野にある一軒家ダイニングのメニュー打ち合わせ&試食。新メニューの串揚げ。話す内容はズシリと重いが、揚げは軽やか。豚巻、ブルーチーズ、カマンベール、海老、牡蠣、カボチャ、玉葱、椎茸、鮪…今日のジムのトレーニングはハードになるな。一足飛…

風の中に言葉を探して

昨夜遅く帰京。仙台は感慨深い時間だった。日本駆け込み寺仙台支部開設準備室オープン。たったひとりの命を救うための偉大なる一歩。会場に入りきれない人。仙台の情熱が詰まっていた。打ち上げはジャスミン茶で祝し途中で失礼させていただき、少年院に慰問…

東北の雪に誓う

昨夜から今朝、東北に美しい雪が舞う。旅慣れた仙台、未だ慣れぬスマートフォン。なので帰京してから書きますが、昨夜はこれからの創作書家人生においてターニングポイントとなる一日になった。雪の仙台に見た確信。そしてこれから被災地へと向かいます。ILo…

はじまりの詩

3月12日、いま一度、日本が立ち上がることを強いられた日。はじまりの日。今、仙台に着いた。とにかく深く深く息を吸い込むのだ。我が美しい日本よ、立ち上がれ!「一書渾身」創作書家 高野こうじ

復興の空

どれだけの言葉を尽くしても行き着かぬ想い。失われた美しく尊い命哀悼の意を捧げます。そして本当に本当に一日でも早く安寧の日々が訪れることを願ってやみません。被災地で撮った写真の作品をまとめてみました。「高野こうじ 復興の空」よかったら3分3秒の…

黒く塗りつぶせ

「喝采袋」黒の新作バッグ。俺の根幹で己を揺さぶり続ける言葉。「愚」荒ぶる心模様を表すタッチで。普段色紙やA4サイズに書く作品が多いので、それらがきれいに収まるサイズにカスタマイズ、シンプルなシルエット希望で取っ手は短く。オールハンドメイドな…

心願成就

闇の中から昇ってこい。夜明け前の静謐さの中、筆をとる。1200cmの龍。集中してやっと生まれた。書いては、納得できずに紙を捨て、己の才能のなさを自覚する。だから書く。手を墨だらけにして、イメージに近づけるように。吐き気がするほど悔しさを抱え。そ…

僕らは「いつか」を信じている

被災地を巡って書き残した作品の編集作業に入っている。半数近く新作を加えた。今回の想いは以下に帰結している。<岩手県宮古の叔母は一週間連絡がつかなかった。 オフクロは「子供の頃の思い出の景色がみんな流された」と 電話口で泣いた。 俺は被災地に行…

この道はいつか来た道

12月のある冬の寒い日、思った。「春になったら生家に行こう」と。小学高学年まで生まれ住んだ場所。春の陽気が訪れた昨日、チャリを飛ばして実に32年振りにその街に向かった。紅白帽に黒のアップリケで「C」のマークをオフクロが縫い付けた広島カープの似非…

地面をもち上げるエネルギー

プランターの若葉が春の匂いを嗅ぎつけたようだ。素晴しい生命のエネルギー。ここに根源がある。太陽に向かって生命を躍動させて伸びてゆく。はたしてできるだろうかとか、どんな風に受け止められちゃうかとか、つまらない理屈をこねくり回している人間(オ…

湯楽の里と揺らめく宵に

ひとの価値観とはじつにいろいろである。ダイヤモンドだけがダイヤモンドではない。趣味:入浴特技:長湯夢のワンダーランド日帰り温泉。多摩地区在住の友人から「いいらしいよ」という評判を聞いて早速向かった「国立温泉 湯楽の里」。結論から言おう。これ…

不器用なやり方で危険な橋を渡ってきた

ガキの頃からの朋友と下北沢で一献。(写真はisovicious twitterより拝借)共に見てきた景色は通り過ぎていった。しかし、歩く道を違えてもこうして帰ってくる遊び場がある。不器用が美徳とは思っちゃいないが、狡猾で小利口な生き方よりはずっといい。夜明け…

キューピー三時間クッキング

先日高知からいただいたフルーツトマトも熟れてさらに糖度を増してきたので…昨日は作業の息抜きを兼ねて、昼から生パスタ作り。薄力粉&強力粉同量、卵、塩、オリーブオイルを混ぜ20分ほどこねくりまわし、冷蔵庫で二時間ほど寝かせる。薄く伸ばして裁断。く…

男の勲章

僕みたいな品行方正な真面目人間にはよくわからないのですが不良というのはなぜみんなイケイケなんでしょうか?白か黒かはっきりさせたい性分で、どんな時代でも負けず嫌いの正直者、みたいですね。そして情にアツくて涙もろいんですよね。経験は豊富ですか…