書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

あるものをあるままに

産直祭りの昨日。高知からいただいたフルーツトマトとほうれん草で。美味なるパスタでランチ。味付けはごくごくシンプルに。トマトもそうだけど、ほうれん草が甘くて美味しい。朝6時に起きて、途中ジムに行き、夜の9時まで書き続け、産直ディナー。文旦と鶏…

言葉で時空を繋げたら

激動の二月も間もなく。昨夜遅く、成人式の記念作品530人、全て完成。走り抜けた爽快感。そうだな、東京マラソンの藤原選手のようにアルコールを解禁して焼肉にでも行こうかね。その前にまだまだ抱えてる〆切走破に邁進! 「モヒ猿 被災地の今」三週目をどう…

王様は裸じゃないか

ひとの価値観とはじつにいろいろである。ダイヤモンドだけがダイヤモンドではない。趣味:入浴特技:長湯夢のワンダーランド日帰り温泉。花小金井「おふろの王様」まで出ばってみたが、混み過ぎだ。芋洗い状態を越えた混雑ぶり、従業員に確認しちゃったよ。…

福を飲む夜

日本駆け込み寺でのボランティア集会に顔を出させていただいた。駆け込み寺は3月12日仙台支部開設準備室がオープンします。スタッフやボランティアを広く募集してます。北の大地に咲く、蓮の花。陽が暮れて…ふくのコースっ!心地よく響く真摯な言葉とヒレ酒…

アジアの熱風

朝6時、太陽が昇る時間に筆を握る。日の出が早くなり、春の足音を感じる。日々こんな時間から作業をすればランチタイムは大事なエネルギーチャージの時間。先日の茹で鶏に調子づいて…カオマンガイ(茹で鶏ごはん)。米は雑穀米ながらも、タレは本場のチリイ…

願いの塔

何をするにもまずそこに心があるか。やはりそこに心があるから感情が気持ちよく揺れる。昨夜は玄さんやATSUSHI君たちとゆっくり飲んだ。本気という糸が心を結ぶのだ。感性がガバッと開いたぜ。アジトに帰って、ギターを抱いた。今に生き、エキサイティングな…

美しい湯と創作と

ひとの価値観とはじつにいろいろである。ダイヤモンドだけがダイヤモンドではない。趣味:入浴特技:長湯夢のワンダーランド日帰り温泉。昨日もご近所「美しの湯」へ。カレーうどんはイマイチだが、温泉湯殿と露天風呂は実にリラックスできる。趣味が乗馬や…

光の向こうに

春がゆっくりと聞こえてきた。昨日は太陽のもとで吼えた。青空が氣を満たしてゆく。ありがたいことに今月はたくさんの作品依頼で埋まっている。「生きてる」そいつをヒシヒシと感じて筆をとる。

一灯照隅

人生の名匠と、寿司の匠を味わった。千の言葉より、一の行動。一日を一生のように生きる。気配りとは相手に絶対に悟られないこと。御託を並べる前に、隗よりはじめる心。一の灯し火で、一隅を照らす。一冊物語を繰るような酔いに包まれて夜空を見上げる。無…

集えば生まれる

昨夜は玄さんとゆかいな仲間ご一行10名様、アジトに集結。餃子大使、ポテサラ番長として午後から仕込み。番長にも舎弟ができました。Sチン、黙々といい仕事をしてくれました。みなさん揃って宴はスタート。頂き物のブラン・ド・ブランを飲みながらカウンター…

燦々

昨日のベランダからの夕景。凛とした空気の中で霊峰と対峙する。昨日は断酒をし、一日中作業場に籠って創作活動に没頭。その中のひとつ。日常という泥の中で咲きたいんだ。己を疑ってこそ、静かな自信が確立される。バミューダ三角地帯ではなぜあれだけの事…

心頭滅却

実家の父親の机に自身で書いた書があった。癌と闘った男の言葉の重みがある。俺も早速書いてみた。ダメだ。発表するにも値しない。ひとつの完成のために100の駄作がある。心頭滅却して、ひたすらに練習だ。

My sweet home town

故郷に戻り、朋友トットと焼肉。実に久しぶりの食事。地元の仲間がわらわらと集まり、深夜まで杯を重ねる。今、書いている500人への成人の作品。テーマは男性には「夢」、女性には「愛」、全体を通しては「絆」。仲間たちとその「夢」を磨いた夜。メシを喰う…

美しい湯と言葉に浸かって

ひとの価値観とはじつにいろいろである。ダイヤモンドだけがダイヤモンドではない。趣味:入浴特技:長湯夢のワンダーランド日帰り温泉。昨日は「美しの湯」。近所のいきつけなので高揚感はないけどノンビリできる。平日の白昼、おじいちゃんたちに混ざって…

感謝を飲み干せ

バレンタインの夜、チョコレートが嫌いな俺は。「フーバー シュペートブルグンダー・トロッケン・アルテレーベン2002」南ドイツのワインはあまり飲む機会がなかったが素晴しいピノ・ノワールに出会った。Oさん、ステキなバレンタインギフトをありがとうござ…

荒ぶる心を沈めて

体調が上がったり下がったり、昨日も作業に没頭し、素食と日本酒で身体を休める。写真右は先日宮城県亘理町荒浜で購入した生海苔のおろし和え。店頭にはこんな張り紙が。大変おいしくいただいた。今朝、夜が明ける前に筆をとった。「モヒ猿」を創った。金曜…

本能巡る旅路

昨夜遅く、東京に無事帰ってきた。帰宅後、貧血でダウンしたが今朝には復調。そう、今回の仙台は本能が突き動かされる旅だった。日本駆け込み寺 玄さんの講演後の打ち上げ。みなさんの気持ちも突き動かされたのだろう、たくさんの東北の方の想いを聞く機会を…

Deep in 仙台

ホテルより、小雪舞う仙台の朝。昨夜は国分町の深部へと。ネットにもカイドブックにも載らないエリア。これぞ旅なり。東日本大震災から11ヶ月目の昨日、仙台に来て、たくさんの東北魂に触れた美しい夜。もちろん記憶をなくすまで痛飲させていただきました。…

来仙!

仙台到着。まずは狼煙をあげる一杯。日本駆け込み寺、仙台拠点の礎となる一歩に参加というわけだ。夜明け前の新宿からみんなでワンボックスに乗って大移動。バンドでツアーに出ていたときのようだ。やってることは変わってゆくが人間の普遍性は変わりようも…

アジアの国の人だから

20代の頃、アジアをよく旅していた。あの熱気、猥雑さ、混沌が肌に合った。そして食べ物(食べる場所を含めて)が最高だった。それ以来エスニック、特にタイ料理が大好物だ。昼間、画材を買いに吉祥寺に出てランチ。カオマンガイ。夜になり、アジトにてさら…

言葉の欠片

良く晴れた午後、言葉の欠片を拾い集める。晴耕雨読と言うが、読書は晴れた日のほうが吸収がいい。偉大なる先人たちの言葉。どんな時代にも継承される想い。凡庸な俺には近づきようもない。だからふりしぼって頑張らんと。

偉大な思想は胃袋から生まれる

作業場に籠る簡素で美しい生活。外でガッツリ飲みに出る時間も今は自制。そんな作業の息抜きに酒肴を作って「居酒屋こうじ」。自作の皿を集めて、しっぽりと日本酒を愉しむ。一ヶ月で体重を3.5キロ落としたのは家では完全油抜きのこんな料理を食べているから…

未来を紡ぐ言葉

今月はレギュラーの作品制作以外にも夢ある案件がある。茨城県のある市の成人式の記念作品を一ヶ月かけて書く。その数500人。ひとり一人に名前の漢字を使ったメッセージを入れる。まだ50人も書けていないが書き終えたら俺もまた大人になれそうだ。気を入れて…

極楽湯とせんべい汁

ひとの価値観とはじつにいろいろである。ダイヤモンドだけがダイヤモンドではない。趣味:入浴特技:長湯夢のワンダーランド日帰り温泉。今回は埼玉の和光まで出ばって「極楽湯」。日曜の夕方ともあって、芋洗い状態で極楽気分にはなれなかったが月見湯とマ…

何もない地図の上に

1996年10月にポリスターより「ときには空」でデビューしたアップル&ペアーズ。素晴しい楽曲を数々残し、2000年に解散した。そして昨夜、彼らが復活した。生意気な言い方になってしまうがたくさんの友人のバンドを見て聴いたけどヤツラは別格。ヴォーカルの…

南南東に進路をとれ

俺の父親はかつては怖くて時に子供の自分には理解できない機嫌のムラがあった。そして俺はそんな父親の顔色をいつも伺い、やがて反発した。顔色を伺う癖は誰に対しても今でも本能的に働く。その中でどう生きるのか、それをずっと考えてきた。顔色を伺って埋…

哺乳類の呼吸

昨夜は素晴しい仲間たちとの宴。ニコニコ顔の命がけとはまさにこのことだ。芯に熱いものを持ちながら、眉間に皺を寄せずに生きる。言葉にするのは容易だが行うは難し。哺乳類としての行動や言葉がある。温度を感じろ。今朝、無風の凛とした冬の朝。見上げる…

俺の太陽

今朝の生まれたての太陽。何もいらないという安寧ともっともっとやるんだという闘争心、二律背反という整合性は成立するのだ。昨日は丸一日、作業場に籠って書いていた。何度同じ言葉を書いても発見することがある。ある時に昨日までの当たり前がまったく違…

寒さの向こう側には

春の日差しが待ち遠しくもある如月の朔日に筆をとる。都内の和食店の表紙は鯛。如月(きさらぎ)とは着物を更に着るという「着更着」が語源だとも言われているように寒いんだがね。都内のバーのランチョンマットはアイナメ。この寒さの向こうには春が待って…