書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

あなたが見上げる今日の青空に

遠くに富士を仰ぎ見ながら、ベランダでブランチ。えぼ鯛、鯖、角煮、韓国風卵焼き、マカロニサラダ、長芋の浅漬け、パクチーのスープ。いったい何料理が作りたいんだ、といった感じだけどこういう冷蔵庫にあるものでちょこちょこ作るのがいい息抜きになる。…

木曜日の夕暮れを静かに抱きしめるのさ

オフィスの窓にもたれることもなく、ブラインドを少しずらして、いつものアジアの手頃なバーへ。ラムネ色の月影をグラスに注ぎ。まさにピアノのソロから滑りだす夜。ジャズの響き似た夜の鼓動、ほどなくアニキ分の長い友がやってきた。ジョンとポール。夜を…

国境を越えてこの空を今も誰かが見上げてる

夜のうちに雨過ぎ去りし東京の朝。ベランダに出て、生まれたての空気を吸い込むと…こんなにくっきりと富士山が見えたのは初めて。さらに空気を吸い込んで苦しくなりましたが。メッセージカードの第二弾を創りました。人を介してGW中に直接被災地に届けられま…

あくびに肩を抱かれ反対側のホームに立つ

昨日昼間、久々にかつてのジムに越境してプールで激泳。夜しか泳げないわけじゃない。夜は銀座のサロンで飲みながらインタビュー取材。金沢の銘酒、加賀鳶を楽しみながら。俺の中で普通な経験が世間では奇異だったりする。気取らぬ対談のなかで記憶に眠った…

吐きだせ、そして新しく思い切り吸い込む

今朝も6時から静かなうちに粛々と筆をとる。7時過ぎ、ベランダのバンブーチェアに座って朝食&読書。ベーコンと卵のイングリッシュマフィン。そして村田園の万能茶。気持ちが解き放たれるひととき。昨日も素晴しい縁に紡がれた一日。詳細は正式決定してから…

いつかの太陽に君は陽気に帰ってゆく

表現というのはイメージと技術の間に「心」なるものが存在していると思う。これが喜びや感動を生んでゆくんだと。つまり「心」が純粋で愚直なまでにひたむきであることが大切なのだ。右手でモノを創っておきながら、左手で金を数えてちゃぁいいものはできん…

ステキだと無邪気に笑える心が好きさ

街の唄が聞こえてきて穴場へ。時の流れを感じないままにアジアンな夜。ラープ・ムー。その意味はわからないけど、パクチーの独特の香りとわずかなミントの爽やかさが相まって素晴しい仕上がり。誰にも従わず傷の手当のしなかったあの頃、ドライマティーニば…

なくて七癖あって七十八癖と知りながら

この前、ひとり庶民的な定食屋でランチを食べていたときのこと。となりのテーブルに母子(お母さん40代前半、女の子10歳前後)が座って定食を食べだした。会話が自然と耳に飛び込んでくる。「(娘に向かって)お母さん、こういうお店来たことないから どうし…

アトリアン ららぽーと 新三郷店 オープンのお知らせ と… 

デザインオーダーショップ「アトリアン」の三店舗目が埼玉県のららぽーと 新三郷に本日オープンいたします。もちろん節電体勢でのオープンです。震災後のさまざまな苦難を乗り越えての開店です。俺自身も書くことの意味とありがたさを感じさせられた時間でし…

広く見つめると物事はよく見えてくる

「全豹一斑」ものごとの一部だけを見て、批判したりすること。 豹の斑点のひとつというところから転じてるんですね。細事で腹を立てる自分を戒める。広い空を見て一服。

やるなら今しかねぇ、やるなら今しかねぇ

20代の終わり頃、明け方の歌舞伎町で大乱闘事件がありました。仲間のひとりがどうも喧嘩をふっかけたらしく、もめていたので駆けつけたら、その後相手が20人くらいの仲間を連れてきてボコボコにされました。ゴミの山の中で眠らされた。歌舞伎町はコワイ街で…

風が通る場所に腰掛ける刹那に

全国から作品の依頼をたくさんいただき、明け方から凛として筆をとらせていただいています。休むヒマも今はないけど、必要とされることがなによりのエネルギー。とか言いながら一服。家の片付けもままならないので「居酒屋こうじ」はおあずけだか、男の台所…

ちょいとハイウェイマジシャン気取って

昨日は引越の第二弾。第一弾は業者につつがなくやってもらいましたが今回は自らヤル気になりました。けして夜逃げではありません。ニコニコレンタカーで軽トラックをキープ。10代の終わりに初めて買った車がCIVICのSi。安い中古車でマフラーからは、けたたま…

風の中に存在する時間を探して

昨日は午前中からチャリで吉祥寺の井の頭公園へ。転居して都心から少し離れたけど、こんな風に散歩がてらに慣れ親しんだ自然に触れられるのがいい。久々のコージー散歩とつれづれ写真倶楽部です。桜は散ってしまったけど、初夏のような太陽が心地いい。青も…

宮島さんの神主さんがおみくじ引いて申すには

開幕前はセ・リーグのオーナー、コミッショナーのご都合主義、金太りザマに頭にきていた。そして開幕。主役はやはり懸命に闘う選手なのだ。我がカープ軍、逆襲の一年が始まった。必勝祈願で書かないと。既出の画像をコラージュさせて書こうと思って調べたらg…

呼吸する意味を魂から感じて

言葉は想いに追いつかない。でも想いの先に言葉は存在する。最近ハマっているお好み焼き屋にて。先にある想いを築くために言葉を響かせ、夢を見て、情熱を持って、現実に対峙して、恐怖を克服してゆく。もちろん杯も交わして。

空は繋がっている、がんばっぺし!

岩手県大船渡出身の方から依頼を受けて支援の輪を広げる活動のロゴを書かせてもらった。思うことも大切だけど、なんかやらないとね。やることで救われるような気持ちになる自己満足であったとしても迷惑にならなければやったほうが永続的にできる。小さな一…

ネオンライトに誘われて囁く夜の小鳥たち

これまで住んだどの街にも夜のとまり木があった。人見知りで臆病な俺でもいつでもカウンターに座れる場所。新天地でもまた。携帯カメラゆえにしずる感がないですが、いい店いい客が集まるバー。料理がすべて手作りってのがまたいい。(普段節制している分、…

アトリアン ららぽーと新三郷店 オープンのお知らせ

さらに一歩、新しい扉が開きます。4月22日(金)「アトリアン ららぽーと新三郷」店がオープンします。守谷ロックシティ店、越谷レイクタウン店に続く大型ショッピングモールの第三弾。お近くの方はどうぞよろしくお願いします。アトリアンは<笑顔を創造す…

とりすました香気よりも、とぎすました熱気の中を

バリ島クタのナイトマーケット、デンパサールの活気、シンガポールのホーカーズ、ビンタン島の太陽、バンコクの臭い、プーケットの青、その熱気が好きでアジアを旅してた。特に食の雰囲気が好きだ。さらに屋台とか屋根のない店とか。混沌として、活気があっ…

自分の為に咲くことが誰かを癒している

笑われるかと思いますがガラにもなく、花が好きな男です。子供服のデザインや作品中の誕生花などで毎日花を書いています。曇り空が残念ですが今年はシラフで桜を眺めました。今朝の東京は少し晴れ間がでた。新居のベランダには深紅の薔薇が青空に映える。勝…

新しい朝は舞い散る桜の中に

いつも空を見上げてきた。だから足元で起きることに躓いてばかりだ。それでも空を感じていたいよ。ここに来たのは窓から見える大きな東京の空に惚れたから。近所には「富士見」なんて名前のつく駅があるくらいだからきっと富士山も見えるだろう。高価な筆や…

旅立ちの日

15年前、まさしく玄関開けたらベッド、音はだだ漏れという狭くボロいアパートを学芸大学に借りた。洗濯機もなかった。それから都立大学、三宿、中目黒、池尻大橋と(東京以外の人はわからなくてすいません)近い場所を転々としてきた。 今日、初めての街へと新…

生きて老いてそれは勢いになり

癒しのこの人と久々のツーショット。一献あげるのはひと月近くぶり。震災後すぐに、郷里の宮城に16時間かけて向かった。永続的に続く、自分たちにできること。そのプロジェクトの話も出た。5月22日は新宿救護センターで「9周年の集い」があります。その第二…

道の上から強さを学んできたあの場所へ

「魂プロジェクト」始動。昨日は午前中から池袋でその打ち合わせ。アツいプロジェクトになる。なんせその舞台は地球の裏側アルゼンチン! フロム イタリア、フロム フランス、フロム ロンドン、フロム ニューヨーク、フロム コリア、フロム チャイナ… No! …

見慣れた景色から見えてくる残像

心に期するものがあり、約十五年間暮らした街を出ることにしました。この時期に引っ越しを選ぶことに関して自問しました。つらい思いをされている方がたくさんいらっしゃるのに。2ヶ月以上前から進めていた計画。多くの物件を見て、たった一軒だけいいところ…

感謝をしながら種を蒔き、時を迎える

誕生日会。馬鹿さわぎじゃない、感謝の会。「せお」が紡ぐ春の膳。奇をてらわぬ、心のこもった本物の美味しさ。静かで優しい時。人との繋がりが嬉しく。弱音を吐くこともあるけれど。人に支えられているからがんばれて。素晴らしい仲間とともに。自分の誕生…

青コーナーから終わらない夢がまた始まる

昨夜トリプルタイトルマッチ、セミファイナル波瀾万丈ボクサー安田和芳選手の応援に後楽園ホールに向かった。血湧き肉踊る。男は1ROUNDで瞼をカットし、3ROUND、TKOでコーナーにくずれた。プロボクサーの調整は並大抵ではない。勝者も敗者も誰よりもストイッ…

今年も静かに強く咲こうとしている

四月です。カレンダーはめくってもらえましたか。今月は桜です。朝イチ健康、カボスジュースと。目黒川を染める風景。ここ15年近く、この桜とともに育ってきた。今年で最後になるけど、また新しい始まり。桜の向こう浮かぶ情景、つれづれなるままそぞろ歩き。

咲くことのために我慢をしている

同じ一日などない。ゆっくりとしかし確実に変化している。考えて、感じて、語って、向き合って、動いて。東京は桜が蕾を緩めだしたよ。