書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

しかるべき思いはしかるべき連鎖を描いて

筆を置いて千葉の海へ向かった。自然に対峙することで得るエネルギー。撮影もありました。はいっ、寒いですよ。カッコつけとる場合やないですよ。近隣のこどもたちは元気ですが。いい写真が撮れました。折りをみてアップします。関節きしむ程の寒さ。その後…

「今」は点じゃなく、長い線の上に存在する

山篭もりならぬ、故郷篭りで6時間ひたすら書いた。写真のほかに成人式の記念品を四十五点、和食店のメニューの下書き。まさにムサムラ(ローカルネタですが)魂じゃ。夜はグレートサプライズ、地元の高校の同級生から依頼された作品を届けがてら一献。同級生女…

この空を感じて旅は続いてゆく

実家の空。覚悟を改める空。昨夜は地元の牛角(飲む店がない街だ)で仲間と二人でボトル二本空け、語った。ここに確かめるものがある。そんでもって何もない部屋で今日も書きまくるのです。ありがたや。

まずやらなければ、発見がほしいのならば

諸説あるけど、自分の身体に合う調整法として普段朝食を摂らない。朝イチは身体が栄養分を欲しがって脂肪になりやすいようだ。目が覚めてだいたい6時間後に食事をする。だから美味しく食べたい。ある日の賄い。(温泉卵は未だに上手く作れません)ハマチの漬…

はじまりはいつもひとつから生まれる

二ヶ月に一度の恒例行事「夢玄會」昨夜開催。たくさんの反響に感謝。店からもサプライズの料理。一度一人でじっくり集中して食べたいものです。そんな中、素晴しい偶然という必然があった。12年前、明けても暮れても原宿の路上に座って書き続けていた。昨夜…

闘うとは常に謙虚な気持ちを持ち続けること

自分の中にあるわずかばかりだが大きい純粋な部分がフルに溢れてくる夜だった。日本や世界の頂点を極めるアスリートや情熱家たちとの美しき一献。寄り掛かるものはないが、支え合うものがある。言い訳はないが、理由がある。誰かのせいにしないが、あなたの…

静かに漂う海のように夜を描いて

昨夜は長い付き合いになる友人の誕生日会。連日のお祝いごと、となればもちろん鍋さ。靴を脱いで火を囲むことがさらに距離を短くしてくれる。中目黒の風情ある一軒家で博多料理のコース。笑うことは大切だね。そしてシンプルに生きることだ。暖かな安らぎが…

Heart Art in TOKYO 2011@国立新美術館

出展してます。行ってきました。ロゴも書かせてもらっています。乃木坂の駅から国立新美術館へ向かう駅コンコースにて。ポスターが曲がっていたので俺も曲がってみました。駅員さん、よろしく頼むぜ。「我忘無心」1月31日まで開催中、入場無料です。

何ごとも直接やりあうのが確かな道になる

ブランド志向は皆無ですが、食のブランドは好きです。そこに旬と匠があるから。お祝い事があって、氷見港直送の寒ブリをいただきました。この人の笑顔と一緒に。ウーマイ!具材が多いほどいろんな味を引き出し合って鍋は美味くなる。情熱という火を囲んでい…

和をなして絆が生まれ縁を紡いでゆく

荻窪にあるお店で見ることができます。感字+絵+英語筆字 赤・茶・黄の三連作。額にしないでヴィヴィッドな色で浮き上がらす。書くだけでなく、トータルで雰囲気を創るのが楽しい。これを眺めながら一杯やりませんか?

偶然で広がる道なんて存在しない

歌舞伎町の片隅で静かで熱い夜があった。確かな一歩は揺るぎない覚悟と涸れることのない情熱が生んだ証し。そして綿密なる配慮と日々の蓄積。旅の途中だ。腹も減る。ウサギ肉を食べる。自分を魅せること、飾ることをやめたらすべてを受け入れる深さに出会う…

世界にただひとつの自分を背負って

毎日たくさんの名前を書きます。俺の名前の<こうじ>っていうのは本名は漢字なんだけど名前はたったひとつだからね、名前で覚えてほしいのと呼んでもらえたらと思ってひらがな表記でやってます。王さんも野村さんも山本さんもイチロー選手も栗原選手もみん…

真夜中の呟きはグラスの中に溶けてゆき

昼夜を問わず書いている最近。飲んだら書くな、書くなら飲むなですから一息つくころはすっかり夜が更けているわけで。「居酒屋 こうじ」深夜の晩酌セット。茄子味噌炒め、小魚の甘露煮、ほうれん草のツナ和え、韓国風厚焼き卵、鮟肝。そして芋のお湯割り。ホ…

休むことはない、それは自分が行く道だから

ひなたぼっこの猫も気持ちいい(?)快晴の東京。散歩に出かけた。天気のいい日の午前中の散歩は最高やねぇ。こちらも散歩途中のたびたび登場する空。自宅前の神社の階段を降りるところ。とても好きな景色のひとつ。この場所、この空をしばらく見つめていた。な…

知らぬことを知ってこそ、初めて言葉になる

十人十色、各人各様。対外的なところで一喜一憂している時間はない。ひとときも時間を無駄にしてはいけない。生きているなら生きぬくのだ。己を知るために己を掘り下げてゆく。 外寛内明(がいかんないめい) 外部に対しては寛大に接し、自分自身はよく省み…

芯をぬくめてこそ、心はあたたかくなってゆく

都会にも大きな空はあります。好きです、代々木公園。しかし昨日は寒すぎた。明治神宮にも立ち寄った。凛々しく森厳。人ごみとざわめきと人との距離が近い場所が大変苦手でしてさらにコーヒーも大の苦手でして、故に日中の行動パターンの中にカフェ、喫茶店…

風に向かうな、風の中に入るのだ

東京、寒い。体感するに今冬一番ではないか。そんな中、野外で撮影。無理して薄着。まぁ冬だから仕方ない。いい写真が撮れるように風にも負けず、冬の寒さにも負けず。

威厳とは荒ぶることない温情の光

止めてみる、そこで考えてみる。無駄に走ってガソリンを消耗し、ボディが壊れることないよう。いろんな声が道をつくる。たくさん話したら、鍋でも囲んで。昨夜は20人からのそんな夜。人を軽んじることなく、その人の想いを大切にして。つまりはこういうこと…

ただひとつ、数よりも質に思いを凝縮させて

言葉を書いている以上、日本語には敏感になります。だからと言って今の「ら」抜き言葉や造語に嫌悪感はない。日本語は世界の言語でも希少な変化する言葉です。その辺の話を始めると長くなっちゃうから省きますが音の響きの美しさとか裏打ちされた思いなんか…

動ずることなく、あることをあるように受け入れる

We are 肉食獣。ガッツリ肉を食べるのが似合う大人たちの宴。こういうガッとしてバッとした感じいいね。こんなにでかいラムチョップははじめて。そしてジンギスカンは健康肉、たくさん食べましたが胃もたれナシ。カルニチンダイエットにもなる。時に真面目に…

黙して問いかけるときに行くべき場所を感じる

昨日はまる一日、こもりきりで書いた。無心とまではいかないが、ひたすらに打ち込んだ。楽しいとか、刺激的だとかそういうところではなく、感動を届ける為になんて傲慢さも捨てて。そもそも楽しいだけでやるなんて本当に楽しいだろうか?苦しみや痛みに闘っ…

まじめに遊ぶことが発想を柔らかくしてゆく

まじめな遊び場「居酒屋 こうじ」。昨年から棚上げにしていたことにやっと着手。魂の手作り餃子第二弾。結論から先に言いましょう。餃子番長としてこれまでたくさんの餃子を作ってきましたがこれまでで最高のジューシー餃子が遂に完成しました。まだ実験段階…

粘れや粘れ、しつこく喰らいつきやがれ

昨日は昼からとある街の餅つきに参戦。会場に着くとつきたての餅を待つ街の人が長蛇の列。人生初体験っていうことが減ってきたけど生涯初の餅つき。リズムだねぇ、そして要はやはり下半身。これは立派なスポーツだ。近隣の子供たちも元気に餅つき。粘り強く…

感じた先に小さな暖かさを見つけるテーブル

まがい物があふれている。誇りの欠片もない物(者)が氾濫している。思いつきじゃない、プロの矜持と本物に触れていたい。マイカメラCX4を携えて昨夜「せお」へ。器、盛り付け、照明、間。すべてが美しい。世界は違うけど表現という舞台において大変勉強にな…

出来上がった道には己の花など咲かない

新宿救護センターの皆さんがプチ新年会をやっているって言うんで飛んでいった。あはは、最高だね、斉藤サンっ!スタッフのみなさん、本当にいい笑顔。本気だからね。筋や義理なんて声高になって言ってる輩ほどいいかげんなもん。創作書家 高野こうじ、静かに…

遠く霞んでしまっても、けして消えはしない

探しものがあって何年も開かなかった扉をひらいた。そこで思わぬ懐かしいものに出会った。ニューヨークの路上パフォーマンスの日記や東京の路上パフォーマンスの日々の叫びが綴られたノートや、わけのわからない殴り書き。なせか料理のレシピまで。昔、書い…

書いて覚醒の新しい朝の光の中で

断酒をして寝まくった。断酒の日こそ増えたが、寝まくることはない。薬はすごい。でも、ご心配なく。タカノは元気です。昨年手がけられなかった作品創りに着手。遠く奄美大島へ。言葉の頭の文字を繋げると島の兄ぃの名前になります。言葉の通り穏やかで暖か…

本能を覚醒させる魔法の焔に惹きつけられて

温泉を上がって本を読みながら火鉢で暖まるという贅沢。畳にゴロ寝。日本の素晴しいスタイル。しかしね、夕方火鉢を見つめて何を思うかと言えば…2011年、初焼肉。満月に吼える狼男の感じです。今年もなんだかんだいっても肉食獣です。肉は燃える。正月休みも…

内なる声を聞け、その静けさの中で

温泉に来ました。素晴らしい。新年早々、内耳の痛みから頭痛を伴い、病院へ。内視鏡、初体験。こんなときにってタイミングだが、たいがいがそういうものだ。かつてロサンゼルスに行ったときに同じ症状になった。ディズニーランドのホテルから診察台へと、真…

人と生きるならとにかく自分が動くことだ

新年からたゆまぬ姿勢や生き様について話したり、聞いたり、読んだりしている中で己の中で沸々と湧き上がってきた。もっとタフに、もっと強く、もっと大きく。戻ることはないが、11年前ニューヨークの路上に立ったときの感覚が自分の中にきている。他力本願…