書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

この一歩しか、つながる道はどこにもないことを思い

雨の東京。北海道の大地並にでっかい感動を持ち帰り次の非日常まで本気で書きまくる。一応デジカメのデータもPCでチェックしたみたけどすべて消えてた。一枚だけ残ってたのがこれ。酔っぱらって、北海道で有名なコンビニ「セイコーマート」の100円カルボナー…

なまら愛しや北海道

快晴の札幌。昨日の雨も深夜に上がり、青空を連れてきた。昨夜は地元の人たちと北海の幸と地酒を堪能、バーを挟んでシメは美唄名物やきとりと地酒。北海道、何を食べても美味い。札幌の人と街はモダンで洗練され、気品があり都会的で素晴らしかった。旅には…

室蘭 フィッシング

美しい朝の洞爺湖。温泉、朝風呂は日本の誇りです。二日ぶりに筆を握った。場所や空気や心の波動が形どられてゆく。洞爺を発ち、さぁ、室蘭にて釣りに燃えろ…って、走りだしたら雨。まぁここまで晴れたことが奇跡みたいなもんさ。吹きすさぶ寒風、チカさえ釣…

洞爺湖 バーニング

ススキノのホテルをチェックアウトして、札幌で超絶の寿司を食べる。筆舌に尽くしがたい美味さ。ビールも飲まず、感激してひたすらに食べた。そして驚くほど安い。これだけで北海道OKって思える。一路洞爺湖まで100キロのドライブ。いや、寄り道大好きな人…

ジンギスカン バーニング

ホテルのエレベーター部分の壁に「ラムロース一本」という落書きを見つけて北海道を感じているタカノです。昨夜はビール園で出来立てビールと生ラムに舌鼓。マイナス2度ビールを初体験。そしてススキノで地酒。秋刀魚にカニ味噌。北海道の食は世界一って言っ…

ススキノ バーニング

ススキノの夕暮れ。気候、人とのつながり、景色、食、酒。旅はいろんな要素が奏でるオーケストラ。そして日本中を旅して、感覚的なもので印象を感じる術が身につき始めた。北海道ヴァージンの私、完全に惚れてしまったわ。素晴らしい調和だ。無垢で清らかな…

我は行くのだ、心の命ずるままに

羽田空港。旅人の秋。この空を辿ってゆく。自由を感じるのだ。北海道へ向かって翼に乗って。今回はパソコンも持参。状況説明に終始し、想像力に欠けるtwitterにはまるで興味がわかないけど、今回はそんな頻度で更新の予定。空を届けたいです。うん?そう、北…

さぁ今すぐ飛び出すんだこの島から

明け方まで降り続いた雨が空気を洗い、秋麗らかな空を描きだした。中目黒散歩なう。昨夜の酒が抜けてゆく。しかし晴れわたらぬは我が政府。イモ引きのしゃばい外交。国のオサの声明は検察の判断だと。ダメだこりゃ。何が毅然にだ、ただの偽善じゃねぇか。何…

雨の夜に、あなたはそっと未来への種を蒔く

利便上、渋谷で飲むことが多い。あれだけの街(あれほどの街だから)にありながら駅周辺にはなかなか落ち着ける店がないのも事実。雨の夜、友人の薦めで昭和の正統派居酒屋へ。「居酒屋 千」お通しがなめろう、これで決まり。白レバも白レバらしい甘み。秋刀…

まんまるお月さん十五夜に微笑んだ

歌舞伎町の中秋の名月。今年はまんまるだ。美しい。こんな夜は月下の酒宴。行きつけのホルモン屋にて。満月と肉とマッコリ。理屈じゃない、本能が覚醒する。憂いと輝きを持った、十五夜にぴったりなファミリーと。満月はエネルギーが爆発するとされている。…

正義は泥にまみれ、虚構の奥底へ

「永遠の0」を読み終えた。零戦乗りの怒りと哀しみと愛と闘いの物語。かなり噛み締めて読んだのでさすがにいつものペースよりも遅かった。泣くと言われて読んだけど、涙は出なかった。作られた物語なら涙もでたろう。それよりも日本国民としてつきつけられた…

間違ってはいけないことを間違えないように

こんな自然を眺めながらも心と胃袋はハングリーッ!と叫んでいるわけで。昼過ぎに都内に戻り、筆をとる。夜は歌舞伎町コルレオーネファミリーで一献。今井屋。比内地鶏と生ビールで燃え上がる。そして泥のように寝て、早朝から筆を持つ。筆を持つとエネルギ…

せせらぎに 若鮎はねて 歩み止め

ひとり河原で寝ている。聞こえるのはせせらぎと時々の寺からの鐘の音。飲むでもなく、喋るでもなく。静かに内面に問い掛ける。非常に意味ある時間だ。早く筆を持ちたい。非日常の時間の中に心を解放し、やがて現実のど真ん中に切り込んでゆく。旅の心得に加…

生まれたばかりの大気をまとい

ともかく山林の朝の空気を深く吸い込む。河原のベンチにひとり横たわり、曇天の空と対峙する。貫いて、走る。中途半端にぶら下がらず。感情のありかを知り、イメージを捉らえる。すごく抽象的ではあるが、それは怒りと愛の間に存在している。新興宗教ではな…

源流へ続く、この道はいつか来た道

夏と言えば河原でBBQ。そんな気も起きなかった今年の猛暑。ならば行くなら今。大所帯で奥多摩へ来ました。地元にいたころはよく遊びにきた。都会を抜け、想い出の青梅街道へ。多摩川の源流へ向かう道は俺自身の原点へ帰る道。旅人の心得1、原点に回帰するの…

朝が来るなら喜んでそれを抱きしめよう

物語を終わらせてたまるか。心がそこにあるから。古くからの仲間が吉祥寺に集い、武蔵野のエレジーを奏でた。既成概念をテレキャスターでぶっ壊す。夜の向こう側に行こう。理屈じゃなく、感性とダンスを踊ろう。久しぶりに酔って夜明けを抱きしめた。美しい…

どうだい、青空を見ようじゃないか、胸をはって

空はいい。この空はどこにでもつながっている。リバプールにもサンフランシスコにもキングストンにも。ここを突き抜けたら宇宙の塵にも手が届くはず。未来にだって続いている。俺はいつだって空を見る。空を見るとハッピーな気持ちになる。今日みたいな秋の…

深い森に迷い込んだってきっと探し出してみせる

仲間で中目黒に集いし夜。メインは今週末に千葉県八千代市で開催されるがん患者支援イベント「リレーフォーライフinちば2010」の参加チームフラッグを書いたものを渡すため。「虹の戦士たち」に。目的ってのはその舞台にいろんな喜びを用意してくれる。…

テーブルにはなんだっていいからオリジナルを

一部のみで好評の「居酒屋こうじ」まかない編。しつこくやります。だいたい6時くらいから筆を握ることが多いのでそりゃ昼どきになればOL並みにランチが楽しみになるわけです。大きめの財布を持って、サンダル履いて街に出るようなことはもちろんありません。…

過ぎてゆく、そしてまた来るものがある

事件と言っても過言ではない夏が終わろうとしている。関東では今日を持って夏は終了ということにしましょう。本当に皆さん、お疲れさまでした。夜明けから書きまくる。生まれたてのまっさらな秋の風が心地いい。これこそ創造の秋なのだ。先日、人を介して中…

イメージという触手が響く所に向かうだけ

巨人に3タテをくらい、我がカープ軍の13年連続Bクラスが確定した昨日。こんなに弱くて、ベンチワークがだらしないカープを俺は知らない。監督とヘッドコーチが解説者席に戻らない限り、このチームはさらにややこしいことになる。こやつらによって選手が潰さ…

心にオレンジを抱いてその空の向こうへと

昨日の夕暮れの井の頭公園。響き合うのは言葉じゃない。公園でひとりカメラを構えていると近くでシャッター音が聞こえる。週末の黄昏を携帯やデジカメで撮っている人たち。仕事の帰りか、飲み会の待ち合わせの前か、泣きたいのか、やりきれないのか、笑いた…

今日は昨日でも明日でもないから最後に「。」をつけて

東京、というか俺の住んでいる辺りは空が小さくてね、住みやすくはあるんだけどなんだかそんな小さい世界に暮らしているとストレスが溜まってくることもままある。ネオンが好きなのは変わらずだけど人と臭いと街の不協和音に閉塞感を感じるこのごろ。今月末…

空っぽな気分で初秋の空を見つめてる

故郷に帰った。たったひとつの青空。おとといの豪雨から空は秋を描きはじめた。例年の忘れものをしたような夏の終わりの寂寥はない。とにかく体力、気力が萎えないよう暑さと闘った約100日。今朝も6時から創作の秋。故郷の風。書いてる、生きている。季節が…

見る側、見せる側、同化して異なり

昨夜は二ヶ月に一度の集い。夢玄會。酔ってして覚醒。ミュージシャンして、役者して、創作書家となり。そこには本気のステージがある。 野球ならばプレーする人と観戦する人がいる。料理ならば作る人と食べる人がいる。それはフェンス一枚隔てただけ、カウン…

信念とは軸を持ち燃えること。芯燃

刑務所出所者・再チャレンジプロジェクトが始動。独立行政法人福祉医療機構の助成事業として発足。人生の再出発を真剣に望む刑務所出所者とその家族をサポートするプロジェクト。詳しくはこちらから。昨日はシンクタンク、大学教授、議員、弁護士、保護司な…

急ぐなら先よりも足下を見て進むことだ

夜明けの集中作業。作品制作。web上のものゆえ、パソコンで補整作業。ふぅ。一服。ラーメン(スープ)作りにハマりだした。作業の合間に煮干しでスープをとる。そこに醤油ダレを作って合わせる。具はネギと自家製豚バラの甜麺醤煮込み。まだスープの感じを勉強…

世界をつなげるのは言葉を越えた心

昨夜は物語がある鮨屋「匠 達広」さんへ。絶品の数々、もはやそれは芸術。そのうちのごく一部を。写真にも気合いが入ったヤツを。美しい白木のカウンターに腰掛ける。笑って話す、話しているうちに笑う。夜は、酔いはそこに存在する。静かに色が生まれてゆく…

答えはいらない、そもそも正解がないんだから

こう見ればそう見えるし、ああ見ればそう思う。一方向からしかものを見ないから文句や悪罵をつきたくなる。違くてあたりまえ。だからおもしろい。答え合わせをしようとするからぶつかる。自分の答えを過信するから人の公式に耳を貸さなくなる。筆を握っても…

小さな身体にあふれる無邪気を抱えた俺に

コロッケにハイボール。昨夜和食店で友人と一献しているときに。子供のころ、ポケットに50円入れて近所の肉屋でコロッケを食べるのが楽しかった。あの頃の俺に聞きたい。「お前の夢はなんだったっけ?」なんでもできる気がしてた。なんにでもなれる気がして…