書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

深く強く根をはってゆきましょうか

歌舞伎町にある鉄板焼き屋へ。5年ほど前に書画を描いた店。野菜もアワビもステーキも美味しかった 。しかし接客サービスは残念だった。景気が悪いのかね、人件費削り過ぎ。大切な人としか杯をあげないだけに心地よく過ごしたい。でもテーブルではいい話がで…

ヤァーとの出会いにアリガテサマリョン

奄美の方言で「あんたの出会いにありがとう」という意味。奄美大島の硬骨漢と新宿で一献。義に厚く、真に生き、とってもやんちゃ。歌舞伎町にはたくさんの知り合いがいる。いろんな店に挨拶周りで8軒はしご(汗)一軒目からウイスキーですから。そりゃ二日酔…

非常識は無関心の中で静かに潜む

先日、新宿にある有名な花屋に。金額とイメージを伝えてお任せで花束を作ってもらった。これがヒドい。なにをどう感じたらこんな色使いになるのだろうか。ゼロからのやり直し。時間の無駄。発展性のないやりとりが本当に惜しい。そして待つ、待つ、待つ。そ…

成るものは成る、ちゃんとその時に

雨垂れ石を穿つ。とにかく日々の積み重ね。根拠なき未来への希望的観測よりも確実な足跡を残す今日の小さな一歩。昨夜は中目黒の落ち着く古民家で打ち合わせを兼ねて一献。新しい物語が動き出そうとしている。創作書家になるずっとずっと前から続く道に足跡…

約束の日、あの場所から生まれた物語

昨日新宿へ向かう最中、新宿救護センター所長 玄さんからメール。<18時半、風林会館前でよろしく>そして合流して一軒の鉄板焼き屋の扉を開ける。ステーキダイニング「湛山」。話は六年前へと遡る。フジテレビ「ザ・ノンフィクション」を観て、新宿救護セン…

夢を紡いでゆく永年の旅に添えて

日頃から品格を学ぶご師匠の誕生日会。新宿の老舗日本料理屋「あぐら屋」へ。誕生日らしくお店から天然真鯛のお頭。ケーキよりいいよね。骨の一部「鯛の鯛」。鯛の中にいる鯛。イモリ酒も飲んで元気注入。なのだが近頃ちょっと感情が詰まってきてる。爆発し…

鉛色の空に君の旗がなびくまで

改めてトークライブのご来場ありがとうございました。15歳の女の子は選択のできない人生に苦しんでいる。トークライブを終えて、片付けをしている時に少女がやってきて、しばし喋った。過酷な日々の中でも彼女は少学二年生の頃から書道をやっているそうだ。…

歴史は静かに凛としてかく語りき

昨日の新宿救護センタートークライブ、ご来場に深謝。中学生との素敵な出会いもあったのでまた改めて報告します。打ち上げも20人ほど、ガッチリと飲みあげた。そして今朝はニューオータニに。高円宮妃殿下もご臨席なされ荘厳優美な着物の会。歳を重ねる度に…

響くならどこでも向かうぞおらが春

朝から音楽が鳴く。勢いよく筆が走る。午前中に実験的な撮影。いったいどこに出せばいいのか不明な写真。ミュージシャンの道へ再起をかけるのか?ちょっと飲んだ時なんかにギターを触ってみるけどそりゃひどい。無能さにがっかりする。そもそも何一つ才能な…

なんでもないものこそ明日へのなにかに

昨日、美術書と料理の本を読んだ。非日常と日常の振幅。どちらにも偏らない。するとちょっとおもしろいヒントがそこにあった。新しいアイデアの新しい作品が生まれてきそうです。せっかくなんでまずは料理を一品作ってみた。タカノ、無類の餃子とポテトサラ…

蓄積を堆肥にして花を咲かせろ

いつも美味なる和食を堪能させていただいている新宿御苑「せお」へ。昨夜のメインはすっぽんだったけど携帯のバッテリーはビンビンではなく、いつものようにキメられなかったのですっぽんの前の鯛の炊きあわせ。ここでバッテリーが切れてしまいました。舌鼓…

氣を動かして使う、これぞ真の氣使い

同級生の友人と一献。渋谷区神泉の鶏料理「庵狐」へ。神泉ね、近所ながら馴染みがないエリアだけど面白い。渋谷で飲むより情緒があっていい。中心は流行に流される、入れ替わりも激しい。賃料も高いから大手の札ビラ攻撃が幅を効かす。ちょっと離れた場所の…

今、静かに虎視眈々とその時を待つ

今週の土曜日、新宿救護センター「新年座談会」。16:00スタート。新作の虎が待ってる。大書の生書き下ろしもセンターでは初の2メートル級やります。咆哮するバイオリンとセッションして豪快に書きます。抽選であなたの今年のテーマを「一文字感字」にしてプ…

世代という橋を結ぶ言葉の中で

視聴する数少ないテレビプログラム、昨日の「情熱大陸」は女神を描き続ける初老の画家の方の特集、素晴らしかった。テレビ越しであっても女神の作品に心が動いた。技術じゃないサムシングエクストラ。その方も特に専門的に習ってないそうだ。基本ありきの芸…

ただそこに突っ立てるだけでは扉は開かない

ホームパーティーをやるのでスーパーに買い出しに出かけたときのこと。とりあえず必要なものをカートに詰め込んでいった。そして会計をしたら1,500円ほど持ち合わせが足りなかった。カードに変えるのも手間だったので1,500円分、カートの中から抜き出してい…

ブレない強さがあってこそ変化が楽しめる

昨夜は第四回の「夢玄會」。先日鳩山さんとも話してきた、慈愛と気合の人、玄さん。ふと思う。変わる、変えてゆく、変わらずにいく。この配合は経験から生まれくるもの。夢玄會、単なる異業種交流会にあらず。情熱の人間交酒点。場所は新大久保「韓国伝統民…

考えるのは感じてからすれば済むことだ

俺は社長でも政治家でもない(当然だが)。なる予定もないので羨ましいとは思わない。だからといって無関心なわけではない。ホームランをかっ飛ばす野球選手やグッとくる表現をする小説家の才能や努力には激しく羨望のまなざしを送ってしまう。人の数だけ職…

三流は金を見る、二流は人を見る、一流は心を見る

サムイ、ネムイ。しかし料理の世界には春が動き始めている。昨夜、春の絵を感じに「せお」へ。今回は先付けを除く(撮る前に食べちゃった)すべてをアップします。春がそこにあったから。ふきのとうとたらの芽の天ぷら。筍と白魚のお椀。鯛の薄造り。南鮪の…

腰をおろすのはまだまだ先でも間に合うはずさ

You Tubeで懐かしい映像を観た。当時高校生の俺たちがバンドを組んだあの頃、やがて卒業して本格的にバンド活動を始めた。まわりはSEX PISTOLSやTHE CLASH,THE MODSやCAROLとかのスタイルを模するバンドが多い中、バンドとしてもっとも影響を受けたスタイル…

生急ぐ心の叫びは闇に消されて

ネムイ。3時間睡眠で朝からジムで汗かきまくり。昼からネムイ訳だ。心がざわついているときの対処法は、放っておくこと。眠れないなら、寝なきゃいい。ギラギラするなら尽きるまで汗かけ。心が叫んでいる。まだまだだね。昨夜も中目黒「てっぺん」。味よし、…

描かれるのは偶然という名の必然

二日酔いの惨状を帽子と眼鏡で隠し、画家である友人の個展パーティーへ。無限(夢幻)で深遠なる表現の奥行き。感性の咆哮。高山立鼓 個展 1/11(月)〜17(日) 11:00〜16:30 月光荘画室2 中央区銀座8-7-18美陶ビル1F 03-3573-5605 開催中。馴れない銀座を…

洗い流す雨が降る前にかたずけておけ

久しぶりにテレビをつけた朝。MAXが沖縄の特集をやっていた。恋しや沖縄。とりあえず夜な夜なソーキそばで沖縄気分。でも寒いね、東京は。今は暖房を入れて島唄をBGMに更新してます。沖縄と同じくらい近頃再燃ハマっているのが映画。そんな中「バーン・アフ…

本能が踊り、血が騒ぐ不夜の城の晩餐

昨日は10時から16時までジムで過ごす。午前中にシャドーボクシング、ランニング、マシントレ、そして入浴。午後は隅々まで新聞を読み、仮眠室で重松清(最近ハマっている作家)の「みぞれ」を読み、書のアイデアなんかをノートに書く。そして再びの入浴。つ…

全人類への理解と創造の旅

今朝の出掛けにポストを見たら投函されていた。1月21日〜2月1日まで六本木の国立新美術館で開催の「Heart Art in TOKYO 2010」に今年も出展が決まり、そのフライヤーが届いてました。詳細は後日ここでもアナウンスしますが、今回の作品は繊細です。実験的か…

眩しく燃える情熱いざ、てっぺんまで

書とビールは「生」が最高だが、肉と魚は「焼」がいい。昨年末は満席で予約が入れられなかった、満を持して中目黒「てっぺん」へ。炉端職人えぶちゃんおまかせの焼き物三昧。テンションあがってピンぼけ&構成ミスの写真ばかりだった。つぼ鯛、特大鰯の丸干…

変わらぬ想いが明日の輪郭を描く

朝から個人的な作品制作に没頭。いっぱいできた。…子供みたいな感想です、頭の中に言葉がない状態です。ちょっとブレイク。長年愛用している友人が作ってくれた湯のみで玄米茶を飲み、そして今、読んでいる本のページをくくる。こんな爺ちゃんみたいな時間も…

澄み切った夜空にあの日の約束は浮かび

東京の正月の空は実にきれい。これだけはこの時期にしか味わえないんだよね。3日の夜に素敵なホームパーティーにお呼ばれ。ロスチャイルド家のシャンパンやワインを飲みながら豪快に神戸牛のステーキ。とろける肉の甘さ。丑は去ろうとも牛は逃がしません。名…

創造はその道に感動咲かせる種胞子

今日は午前中から新宿京王プラザホテルにて書き初め。300人を前に大書のパフォーマンス。今年もふたつとない「生」にこだわっていきまっせ。帰り道、ビル群の展望ロビーをはしご。時々高いとこから藩主の気分で世界を見下ろし、自分のケツを蹴りあげる。シメ…

良くも悪くも街は世相を映す鏡

吉祥寺。故郷と自分が住んできた場所以外では一番好きな街。駅前の活気のある居酒屋にふらりと入り、ビールをやりながら友を待つ。ふとメニューを見るとほとんどが300円以下。サワーは190円ときた。この店に入るまでにも全品299円均一とか300円均一とかの看…

初春の日の出とともに魂初めろ

日の出を待って目の前の神社に初詣。元旦は終日列をなしていたが、さすがに明け方は静か。気持ちが引き締まる。さっそく書き初めをしました。「寅」虎は飢えても死したる肉を食わず。そして今年の想い。響き合う縁を、そして情熱の舞台で共演(響縁)を。大…