書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

いつも風の通る道をあけておいて

昨夜の大穴、馬コース。ジョッキーじゃなく、ジョッキも馬。刺し馬やら、揚げ馬やら。メニューは99%馬料理。宴席には医者の先生もいてプチカウンセリングもちょっと受けたり。そして人間の自然治癒力のすごさを改めて思ったり。元来、人間は大地をかけまわ…

静かな都心、気高い午後の昼下がり

日曜日の午後。和食の名店「せお」さんでランチのコース。 それまでが粥やヨーグルト生活だったからね、いつも以上に繊細な季節の旨みが細胞まで広がってゆく。20代の頃に住んでいたマンションの一階が名の知れた和食店だった。玄関に続くところに野菜や干物…

夜の窓辺でクツクツと僕らは思いを温める

カレンダーのデータがあがったので受け取りつつデザイナー宅でパーティー。ブイヤベース鍋をいただく。こういうのいいね。マブダチにこの前撮った写真に書をのせたものとEXILEのATSUSHIさんのサインをプレゼント。幼稚園の発表会でEXILEを踊るんだって。子供…

言い訳がないからそこに人は集うのだ

先日、新宿救護センターをバックアップするチーム「歌舞伎町 かけこみ寺Power Up Project」の感謝会に出席。このプロジェクトはウェブマガジン「玄ナビ」やイベントなどを通じながら、新宿救護センターの・365日開設・24時間対応・全国展開の実現に向けてサ…

窓を開け放ち、それでも私は書き続ける

筆まめの反動とは言わないが、電話無精、メール無精。そんな俺ですが今回緊急搬送の件でたくさんの友人、仲間から電話、メールをもらいました。ありきたりな返事しかできなかったけどすごく励みになった。この場を借りて、ありがとう。朝が来る。窓を開け放…

執着の灯はただただ「命」を照らして

ここ2〜3日のことを書くことにします。今日は長いです。写真もないです。真面目な話です。心配をかけてしまうだろうし、いつもの書いたり、飲んだり、食べたり、語ったりの内容の方が楽しいかなとも思うんだけど、伝えたいこともあるので書きます。実は断続…

太陽よりも早く、熱意は高く

前夜のオープンエアのバーのドライマティーニが抜けぬまま、船に揺られてます。夜明け前に東京を発ち、太公望の旅。頭はガンガンだが、竿先はグングンならず。

どんな流れでも、そこにはいつも今しかない

古くからの仲間が集まった。十数年前、六本木で毎晩飲み倒していた仲間達だ。友人の愛娘に一筆書いた。現在は外資系企業の役付き、大手某企業の社員、デザイン会社の社長。進む道はみんなそれぞれなれど、テーブルにあるのはビールと「今」だ。過去の甘美な…

都会の真ん中、歓声にかき消されては黄昏て

夕方、渋谷に。週末はあまり出たくないエリアだけど、締め切りを控えた作品の画材購入ため人並みにダイブ。渋谷・青山の氏神、金王八幡宮の大祭。夏祭りのような派手さはないけど、秋祭りの雰囲気のほうが好きだ。もっとも焼きそばやビールが売っているわけ…

ルールを学べば、それらを正しく破る方法が分かる

子供のころ、なぜ人は死ぬのか、じぁなんで生きているのかを考えて、涙が止まらなくなった。鏡に映る自分を見て、これが俺という人間なのかと思い言い知れぬ恐怖を抱いた。その理由が知りたくて保健体育の教科書を開いたり、図書館に行ってみたりした。答え…

根腐りて、花朽ち果てるまで太く、しぶとく

タカノさーん、緊急検査でーす。病院へ行ってきました。ここのところ体調が悪く、突発性の動悸や呼吸困難に柄にもなく、悩まされてまして。尿、心電図、レントゲン、問診、採血を終えました。血を四本分抜いて、そのままジムへ。一日終わったかのような疲れ…

必要以上に守られないことで強さは育つ

今回の旅は車ということもあってほとんど動かずに食っちゃ寝、を繰り返した。いかん、太った(当たり前だ)作業の空き時間にジムに飛び込んでトレーニング。iPodからバキバキのロック。身体から汗ダラダラのシャドーボクシング。そして喉カラカラで夜の街。…

中野区路地裏、日々これやんちゃの夢物語

昨日、総走行距離1,400キロ、全16県を跨ぐ旅から帰還しました。旅日記に書きそびれた西成、釜が崎、あいりん地区の空白の午後はこの場で書くべきか迷ってます。俺自身の中で未だ整理がついていないから。ネットで上記のキーワードで検索してもらえたらその糸…

一期一会。今福の宴

昨夜は現地の人の導きで喜びが広がった夜。今回も旅の先々で合流、対面、一献。これが最高の楽しみ。久しぶりにブランデーまでいった。写真は今朝の大阪。ホテルの窓から。これから東京まで激走です。実はこの旅のメインだった昨日の午後のことを書いていま…

一陽来復。明石の海

目的地の大阪市内に入る前に淡路へと。フェリーで淡路島に渡り、防波堤に腰掛け時間を忘れ、釣り人を見入る。海の男の血が騒ぐ。 ポンポン船、青い空、長閑な海。スケッチブック持ってくれば良かった。もちろんここでは明石焼き。隣りの席には上海から来た中…

悠々自適。神戸の酔

♪アイ アム ア ステーキストッとジョニーロットン風に歌い、英国館を通りすぎお待ちかねの夜。もちろん神戸と言えば写メステーキ(笑)いや、真面目に美味いですわ。 もんまもん、極上の神戸牛やさかいに。洗練された街、神戸に相応しい夜。そして今日はうって…

縦横無尽。三ノ宮の黄昏

昨日のブログは新潟で終わった。さて今、俺はどこでビールを飲もうとしているでしょうか?正解は………神戸すごいところまで来た、行き当たりばっ旅!半日かけて長野→新潟→富山→石川→福井→滋賀→京都→大阪→兵庫と530キロを走破。わしゃ伊能忠敬か、日本地図作り…

行雲流水。新潟の悠

新潟に突入、標高1500メートル雲海の秘湯で湯治。創業100年のレトロ旅館にてほっこり。ここもまた人の縁によって導かれた。しかし話を聞くほどに山の暮らしの大変さを知る。都会の人間関係に疲れたなどという甘ったれた理由だけでとても生活してゆける場所で…

森羅万象。戸隠の杜

神へ通ずる道は一本、霧雨を突く樹齢700年の御神木。神の光臨。そして神の領域の匠住まいし「うずら家」に。10時半の開店前から行列。朝から宴じゃ。ここの蕎麦と天麩羅は二度目だけど、ほんと神に選ばれたのではないかと思わせる名店。たゆまぬ努力と謙虚な…

破顔一笑。長野の酔

全国に笑顔をお届け、出張料理人。広い厨房にて。フライパン空っぽやないかいっ。いや、ガッツリ作りました。それ以外にドップリ飲みました(汗)そして雨音で目覚める朝。窓からは緑の木立。不眠症気味の日々に久しぶりに眠りが訪れた。自然はすごいね。旅…

明鏡止水。長野の湯

佐久平でサクッとざるを一枚。長野に来たんだねぇ、と。そして温泉へ。ここは名画のような美しい山並みを切り取った温泉。今、明るいところでブログ書いてて写真がよく見えないんだけど、ポロリしてないよね?(笑)東京から250キロ、秋の桜コスモスを愛で、ビ…

マジカルミステリーツアー、行く先は風に訊け

夏の間、クーラーに逃げこんでいた、秋めいてきて、いよいよ今日から旅の始まり。今回はまさしく行き当たりばっ旅。数日分の着替えと筆と本とカメラにiPod。ビールは現地調達。おそらくあっと驚く旅程になるでしょう。リスペクト フォー山下清。まずは一路、…

旬と匠と語りを黄金の夜に透かして

注:本件は昼食前、夕食前に空腹時に決してお読みにならないでください。きっとイライラします。久しぶりに匠の暖簾をくぐることができました。新宿南口「匠 達広」さん。日本人のビールの消費量は一ヶ月500㎖缶8本くらいらしい。消費量トップのチェコ(ドイ…

真っ赤に燃える透徹の道を一心不乱に

6時から筆を握って過ごし、午後はお世話になってる美容室でカット&カラー。これまでの派手なbleach colorから一転、シックなautumn colorに。このお店は都内の某ホテルの中にあるんだけど、そのホテル、我がカープ軍が神宮侵攻の際の常宿。折しもCS進出をか…

夢玄、無限…生きるために生きる

第二回「夢玄會」。サムライじゃ、平成維新じゃ。15名の野武士と1名の姫君による宴。俺としたことが、共にピンボケ(いや、よくあることなんだけど)千里の道も一歩から。たくさんの可能性が生まれる無限の会になれれば素晴らしいな。イチローの偉大な記録の…

君の午後はほんとは長い、腕の時計を止めて

只今、十数年ぶりにアンジーというバンドの「銀の腕時計」という名曲を聴いたのでタイトル、いただいちゃいました。朝もはよからせっせと作品制作僕の午後はそれほど長くないので。未来の大人たちへ。今月3日発売になった雑誌「TOMATOMA/主婦の友社」にも誕…

転がり続けてうたうよ、旅路の歌を

昨日は高校のときの同級生が我が家に来て昼過ぎからビールをガッツリいった。気持ちE♪のりピーもアレじゃくて昼ビールにすれば良かったのに。ランチメニューは芝海老と夏野菜のトマトスパゲッティ水菜とオクラとトウモロコシのサラダ<冷蔵庫のビール飲み放…

始まりの場所に向かうべき光りがある

「迷ったら原点に戻れ」という言葉がある。いついかなるときでも原点だけは見失ってはいけない。仲間はいつもその原点でもある。久しぶりにトットと会った。やんちゃさが現れたいい写真だなぁ。トットのパパはプロの写真家、ママも写真がとっても上手い。密…

打ちつけられて、流されてゆく

写真のようにはいかないがジムに行くと最高は打たせ湯で〆る。腰痛とか肩こりのためじゃなく、気分のため。実はMなのかも。昨日、ジムの露天風呂に浸かっているとき、隣のおじさんたちが金相場や数千万の絵を買ったとかどうとかの話をしていた。嫌みなスーツ…

暗黒街の日系人、黙殺の丘を越え

シカゴのギャングスター、博徒であり、殺し屋、ケン・エトーをご存知だろうか。「TOKYO JOE 」とも呼ばれ、アメリカ犯罪史上最も悪名高き日本人だ。やっと「TOKYO JOE マフィアを売った男」を観た。「TOKYO JOE 」のクライムドキュメンタリー。1983年シカゴ…