書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

歴史が染み入る街にたたずめば

東京の新宿区に神楽坂という街がある。石の坂道、路地裏の野良猫。粋で風情があり、人の生活の温もりがある。目指すお店に行く前に、カメラ片手に街を散策。呉服屋さん、お香のお店、和食器店など神楽坂らしいお店を巡った後お茶をする。あっという間に2時…

がむしゃらにそして馬鹿になれ

昨夜、ビールを片手にいつものように熱く友人と話していたときにふと思ったんだよ。「経験ってめんどくせぇなぁ」なんだか知ったような気になって勝手に<いい>とか<だめ>とか、<できる>とか<無理>とか。経験っていうブレーキというか足かせが可能性…

シビレる夜には赤ののれんをくぐれ

「そろそろアレいかない?」と誘いの電話があれば、それ以上の言葉がなくてもことは運ぶ。予約の電話を入れてたどり着いたは・・新宿御苑 ホルモンの聖地「赤ちょうちん」いろいろな食に出会いますが、ここの料理は唯一無二。特に写真のシビレとニラの炒めの…

ぶつかっても回遊しつづける魚たちへ

俺はきっと魚の生まれ変わりだと思う。食べるのも、釣るのも好きだし(生まれ変わりが捕獲なんかしないか)、水族館も好きだし、生きてゆく上で水辺が必要だし、泳ぐのも好きだ。その中でもきっとマグロあたりの生まれ変わりだな。なぜなら止まることができ…

無邪気さと無垢な世話焼き

週の真ん中、水曜日。みなさん、夏バテや疲れがでていませんか?俺も月末の締め切りに向けて朝から作業台に貼り付け。なので今回は癒しのひととき。最近では一番新しく知り合った友達を紹介します。いや、自己紹介したいそうです。虎「虎撤です、まだ生まれ…

立ち上がれ命の炎燃やせ

秋の気配を感じ、筆を握るにはいい季節。朝から午後にかけてすごく集中して創作活動に没頭。そして外出するにもいい季節。夜な夜な夜光虫となり都内を徘徊の日々。昨日は六本木でMADOKAさんのワンマンライブ。4オクターブの音域はすごいね。そしてバンドはい…

ありのままがなによりも旨みになる

イベント終了後、夕餉はそば割烹「せお」さんへ。ご主人の実直な性格が料理にあらわれてかなり頻度が高く通わせていただいています。おまかせのコースは一品一品感動の連続。この日の小鍋は「すっぽん鍋」。タイトな日々が続いていたので身体も喜ぶコラーゲ…

筆と思いが誰かの心にとどくころ

俺、夢に見るほどサッカー選手になりたいと思った時期があるんだよね。毎日毎日世界中のサッカーのビデオ観て感動と興奮に浸ってた。でもサッカー選手にはなれなかった。なぜならそのときの俺は二十代の半ばに入ろうとしていたし、なにせそれまでサッカーの…

太鼓の音に遠き日の郷愁が踊る

昨日の午後、子供服の制作に勤しんでいると友人から電話。麻布十番の祭りに来てるらしくその誘い。終日予定が詰まっていたので断念。祭り、燃えるね。そう、ウチの庭(勝手に認定)の神社もお祭りが始まった。俺のなかでは麻布十番にも負けちゃあいない。窓…

隠れ家にて、静かな男の声が響く

男なら隠れ家のひとつやふたつ持っていたいもの。誰とでもいかない店。昨日は玄さんとサシ飲み。神宮前の「すし 古澤」さんへ。だらだらとした酒は飲まない。愚痴も悪口もない、他人の話もほとんどしない。ここにある偽らざる本音となお燃え盛る情熱。女性は…

感性がおいしいと喜ぶ伊勢の夕餉

料理とは俺にとってアートです。美術館に行くような気分でのれんをくぐる店がいつくかあります。新宿にある「伊勢門」さんもそのひとつ。こちらの料理長とはプライベートでも親交のある人。同世代ということもあって酌み交わしながら熱のあるトークと料理談…

青山に夢が静かにスウィングする夜

昨夜観にいったライブ。新宿救護センター所長 玄さんたちと友人のバースデイパーティをする予定でしたがEXILEのATSUSHIさんからご招待をいただき素敵なJazzの夕べへ。曲がりなりにも音楽の道を通り、音楽が好きな俺としてはミュージシャンのエネルギーは核心…

終わらない夏と新しく生まれゆく季節

昨日の夕方東京に戻り、その足で青山にJAZZのライブを観に。日付けが変わるまで楽しみ、帰路につく深夜のタクシーのスピードの如く、夏休みの避暑の旅はあっという間に終わりました。テレビもインターネットも見ることなく(携帯でカープの勝敗とオリンピッ…

静寂を描き出す自然の絵画

昨日は標高約二千メートルからの景色を探しにリフトで山頂に。世の中にはジェットコースターなる魔の乗り物があるそうだが、そんなスリル。スキー経験もないので高原のリフトはなかなか怖おもしろかった。 今朝は昨日の池に6時に起きて向かった。日差しが強…

その向こうに見つけたるは小さな秋

CMでも有名な東山魁夷の名画「緑の響き」が描かれた池に来ました。赤トンボが少し早い秋を彩っていました。あまりの美しい風景に筆をとりたくなる衝動にかられながらも空腹に負け、山あいの素敵な蕎麦屋へ。清水のせせらぎを聞きながら男性的な力強い十割蕎…

白樺の向こうから朝が生まれ落ちるときに

旅人の朝は早い。非日常を少しでも取り逃さないように思うためか、間断なく続く高揚感のせいか。とにもかくにもバスタブに身を沈め、缶ビールのプルトップを開け、朝に乾杯。 今日のビール占いによればギャンブル運は無し、ラッキーカラーは黒、素敵な出会い…

旅は道連れバグまかせ

さすが避暑地、エアコンいらずの自然の風を満喫です。今回の新しい仲間、『虎撤』。温泉も入れないし、ビールも飲めない友達だけど、愛されるヤツです。俺は自然に囲まれて、ビールと温泉と食でのんびりです。小鉄のようにコロコロになるでしょう。皆さんも…

宵闇に映しだされし夏の夢

写真のような夕方から夜の間の時間が好きです。昨日は六本木でソウルやヒップホップのライブイベントに出演…できるわけなく、知人が出るので観に行った。生ヒップホップはなかなかの迫力。たくさんの才能に触れ、力をもらった。 そしてこれからコートダジュ…

暑さを越えるのは熱さかビールか

昨日は野球「日本VSキューバ」。初戦にして一番の壁でもある重要な一戦。残念ながら代表選手に選ばれなかった俺は餃子パーティーという形でテレビの前にて参戦することにしました。ダルビッシュのまっすぐばりに俺は餃子作りには自信あります。乾杯~として…

歓喜の中でその笑顔は光り輝く

北京から連日感動が届いてきます。オリンピックが開幕してからほとんどテレビを観る時間がなく動いていますが、昨夜は自宅でホームパーティー。なので今回初めてライブで金メダル獲得の瞬間を味わうことができました。女子柔道63kg級の谷本選手。とてもチャ…

記憶に刻まれる夏色のスケッチ

子供の頃、毎日飽きもせず裏の駐車場で野球をしていた。陽が暮れて辺りに夕食の匂いがするころ、みんなでまた明日って家に帰った。昔みたいに日常の中に冒険は少なくなったけど、こうしてギャラリーを含め20人を超える大人が集まってグラウンドで白球を追い…

龍雲に乗り創造の果てまで

約束のイタリアンレストランに向かう道すがら、ふと空を見上げたら空に龍が舞っていた。そのせいだからだろう、その夜女流画家と舞台女優さんと飲むワインはとてもクリエイティブだった。ものが生まれるタイミング、自己管理、感性が指し示す方向性、解放と…

瞬間の美が夏の夜空を彩るときに

今年の神宮花火大会はみんなでホームパーティ。甚平に下駄をカラコロと鳴らし、絶景のとある場所へ。素敵な夜に招待していただきました。たくさんの人が集まり、たくさんの食材も全国から集結。三重県からは伊勢海老選手。神奈川県三崎地区から鮪と金目鯛。…

辛苦を飲み込み、肝を据えて進め

ある雑誌の特集ページに掲載する作品制作の打ち合わせで情熱的編集人のKさんと串揚げ屋で一献。俺より若干年上の方ですが熱く、柔軟で思慮深い。自分の創作書家としてのスタンスやメッセージを掌握して仕事のヴィジョンを持ってきてくださる。そのときも話し…

最後の龍が雷鳴轟く原宿の夜に舞う

3ヶ月、6回にわたる原宿「cafe STUDIO」のトークライブが4日の公演をもって終了。今回のような短いスパンの連続的なイベントは初だったので今後の試金石になると思って臨みました。この場所で最後の龍が舞う。この段階ではまだ目鼻だちでしかないけど(笑…

太陽とともに感じるまぶしき光の形

蝉より早く目覚め、いつもの作業台に向かう。朝の澄んだ空気が筆に力を与えてくれる。ONでもOFFでも太陽や自然のリズムに溶け込むことが本来の流れなのではないかと思い過ごす日々です。休みの昨日は3日のブログにちょっと書いたように・・・まぐろっ!マグ…

その先の大海原に進む航海

三浦半島の先端、三崎に来ました。なまものは白身や貝派の俺ですが、三崎の鮪は希少な部位も食べることができ、このために時々足を運ぶのです。関東地方、今年一番の暑さでしょう。水分補給したいと思います。「すいません、生ビールっ」本日7杯目。

和をもって映し出すのはご機嫌な月

それぞれ自慢の日本酒を持ち寄り、料理上手の友人宅でパーティー。冷や奴inシャンパングラスです。勉強になります。ベジタリアンの友人もいたので素朴でヘルシーなスローフード。「優しいがおいしい」元、コピーライターですから(笑)たくさんの野菜をとった…

救いの歌を一緒に歌ってくれないか

ウィル・スミス主演・・・と変換しようとしたら「ウィル・スミス酒宴」となってしまった。「主演」より先に「酒宴」と変換される言葉の使用頻度に節制を思うのでした。そう、ウィル・スミスですね。「I AM LEGEND」を観ました。作品中にしばしばボブ・マーレ…