書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

素材を描くものたちのパレット

先日、飲食、美容、人材派遣のそれぞれの業種の起業家たちと経営者会議。円高による為替リスクの問題点や、証券化したサブプライムローンの急落によるヘッジファンドの損益、ガソリン暫定税率の期限切れに伴う地方自治体の財政運営について熱く議論を交わし…

小さな窓から見る静かな春彩

二週にわたって週末シェフ気取り。目黒川は連日ものすごい人出です。この時期どこの飲み屋も一杯なのでホームパーティー。ラストオーダーももちろんありやせん。昨夜のメニュー・春色ミモザサラダ マスタードドレッシング・アサリの白ワイン蒸し ・岩手純情…

小さくとも堂々たる命の賛歌

ウチのベランダから見える一本の桜。満開です。ひっそりと咲くこの一本の桜が春の喜びを静かに教えてくれます。昨夜は友人の経営する沖縄料理屋に。ちょっと一枚噛んでみたいお店になってきた。いろんなものが動き出す季節、枠を作ることなく挑戦していこう…

激~ダイヤモンドを情熱が駆け抜ける

本日よりヤキモキのシーズンの始まり。エースと四番が移籍という非常事態からの再生。大方の予想ではダントツの最下位候補。それでも今年も我がカープを情熱的に応援します。赤に染まる前日、ピンクの世界に。都内某庭園に桜を鑑賞。いつものように飲むため…

異業種交流会 講演のお知らせ

MLB、プロ野球、サッカー・・・ここのところのスポーツの賑わいに胸の高鳴りを抑えずにいられない。ウィリー・メイズという偉大なメジャーリーガーの言葉。「自分が熱中すれば、それがチームメイトに熱く伝わる。するとみんながもっとがんばろうという気にな…

麗らかな日差しが書く宛名なき手紙

目が痒いんだ。花粉症に悩まされてはいる。しかし今しか見ることができない景色があるんだ。涙を流しながら外にでるぞ。昨日の朝、窓の外の桜は蕾を堅くしていた。しかし夕方前には少しづつ咲き始めていた。「命」だね。最近買い換えた白い自転車にまたがり…

ワインという絵を飾るフレームを創る

最近手抜き気味だった料理に勤しんでみました。いつものように簡単クッキングだから、今晩の夕食の参考にどうぞ。アンティパストは・・・・ベーコンとグリーンカールのサラダ・海老とアボガドの柚子胡椒マヨ仕立てボイルした海老とアボガドを賽の目に切って…

気と気が溶け合う、昭和を飲む時間

昭和って自分の中では本当に普通にある。でもその「昭和」が近年ビジネスになってるね。以前、「昭和」をテーマにしたムック本を出版するっていうので企画を求められたことがある。あらためて資料なんかに目を通すと普通にあったものも新鮮に感じた。俺の中…

作品制作についてのお詫び

当ホームページ内の作品制作の注文フォームが2008年1月10日より不具合で不通になっていることが判明しました。注文フォーム自体には何の問題もなかったのですが当方の管理ミスにより受信できておらず、その間にご注文いただいた方には多大なるご迷惑をおかけ…

喧騒の中、優しさを照らす黄金の月

雑誌の編集の方たちと打ち合わせ。もちろん夜。その答えは↓こちら☆ビール☆みなさん、もうすっかりおわかりですね。二軒目に新宿ゴールデン街「のんちゃん」へ。酒場の文化遺産、ゴールデン街に店をかまえて今年で31年目。玄さんとのイベントなんかによく来て…

内に秘めたる思いが声帯を振るわせる

5月にやる数百人規模のイベントの打ち合わせで担当の女性と一献。打ち合わせは夕方以降が多い。理由なんて尋ねるのは無粋だよ。だってコーヒーより、ビールだろ(笑)?マグロの中落ちを頼んだらそのまんまの状態で登場。あまりの大きさに隣にいたお客さんの…

目で食べ、感性で味わう日出る国の食

世界中どこにいっても食で困ることはまずない。実際外国に行ったときでも日本食を食べることはない。あたったことも、ボラれたことも数限りないけど、その国の料理が一番美味しいに決まっている。衛生面に不安を残すような屋台でも夜景の綺麗なレストランで…

まこと、いくつになっても人生は素人

先日の講演先から当日の来場者の感想文が送られてきた。たくさんのありがたい言葉が書き綴られて胸を熱くしました。その中でおもしろくありがたい一通があったので紹介します。この講演は50人弱くらいで年齢層は50代が中心。はるか先輩方ばかりの前でやらせ…

規則性とアドリブを持ったリズムの中で

昨日東京に戻りました。野生の鹿を撮らえたよ。ズームだけど。息をひそめてしばらく見ていた。感動的でした。とにかく食べて、飲んで、温泉に入って、寝ての繰り返し。楽しさの代償にもちろん肥えて帰ってきました。しかし瞬間的なウェイトオーバーはちょっ…

自然が織りなす偶然という名の必然

カーナビはただ一本の道しか表示しない。当たり前だ、山の中、そこには一本しか道がないから。ちょっとかわいいカーナビ。東京よりも断然気温が低いのに暖かく感じるのは山故、太陽が近くにあるせいかと本気で考えるくらい美しい自然に溢れています。昨日の…

考えることと感じることの交差点

約2ヶ月前にもここにきて朝からビールを飲みながら風呂に浸かった。今朝がた同じようにして窓から白樺林を眺めながら湯にからだを沈める。あれからたった2ヶ月だけどいろんなことがあった。いいことじゃないほうが多かったけどそれも大切な経験だよね。同…

悠久の時間に育まれし感動

静寂という音を楽しんでいます。日常にないものを旅で感じるから、また日常の大切さも知るのでしょう。昨夜は豪族の宿「大東園」にお邪魔し、山渓の幸に舌鼓。写真は四年ものの岩魚です。牡丹鍋、骨酒も最高でした。別荘に戻りカードゲームに興じながらワイ…

暖炉にくべる思い、残雪に描く未来

雨の東京を飛び出し、中央道をひた走り、長野県蓼科に来ました。温泉に浸かり、蕎麦を食べ腰痛を癒やして…と思ったらまず別荘の雪かきから(笑)。美酒、美食、湯浴み楽しんできます。午後4時、早くも日本酒いただいております。

続けたいから挑戦者でありつづける

作品のいくつかが出来上がった。今回はすべて野菜の画を描きました。お店の雰囲気が和というよりシックな感じなので顔彩(和用の絵の具みたいなもの)ではなく、ポスターカラーを使ってヴィヴィッドな感じにしました。今、となりの部屋には2メートルの大きな…

墨と数字が頭の中でロンドを踊る

今週末渋谷にオープンする鉄板焼きのお店の内装の書画を制作中。渋谷、しょっちゅう飲むエリアにとてもいい雰囲気のお店ができるのはとても楽しみです。と、筆だけ握っているわけにもいかず。確定申告。大の苦手の数字が相手だ。ほんと乗れない作業です。週…

無垢にはなれなくてもいつも学ぶことはできる

子供の笑顔はいい。大人の笑顔もいい。一緒だったらもっといい。友人宅の新居祝いにおじゃま。大人と子供が一緒になってwiiに夢中。まさに未体験の昼下がり。新居は日差しが目一杯差し込んでくるし、子供の嬌声は聞こえるし、馴染みのない光景だけどビールが…

牡丹が春へとバトンを渡す

麗らかな昼下がり、池袋へと移動中。すっかり春です、まだファッションはダーク系が多いけど街行く人は日差しと戯れるかのようにのんびりとした感じもします。そんなわけで昨夜は今シーズン最後の鍋「猪鍋」をいただきにあがりました。しかし猪鍋はシャンパ…

疲弊も磨耗もなき創造というエクササイズ

今回もまたわけのわからんタイトルですが(笑)。昨夜は友人の経営するステーキダイニング「炎墹」へ。ここのオーナーと初めて会ったのは20年近く前。昨年久しぶりに再会し、意気投合。時間が絶妙なタイミングで引き合わせることってあるものです。俺は誰に…

学校は卒業したけれど何を卒業したんだい

スイート&ビターなこの曲こそ今の気分。まさにティーンエイジャーだったころ友達の家にたまり、わるさをしていた。おぼろげな夢と女の子とロックに夢中だった中学~高校時代。そのときのバイブルだったのが漫画「BE-BOP-HIGHSCHOOL 」。ほとんど漫画を読ま…

稀少なるものの尊さに夜が笑う

友人の勤める会社のロゴ&看板を書かせていただいた。いつも飲んで騒いでいる仲間とこうして仕事として関われることをとても光栄に思う。偶然にも仕事が終わったのが夜。となれば・・・一杯いく?ウソ、確信犯。これも仲間と仕事を終えることの喜び。友人夫…

比類なき半分の糸を紡ぎあう旅

2000年秋、日大芸術学部がドキュメンタリー映画を制作、発表してくれた。一年くらいずっと俺にはりついてカメラを回しつづけた男がいた。約7年の時間が流れ、その水はまた交わった。当時の映画監督と一献。穏やかで快活な奥様ともお会いできた。「dogenzaka#…

無我無心、経験という道場にて

東急ハンズ、ユザワヤ。創作書家として必要なパーツのほとんどをこの二軒でまかなう。ハンズは近いので頻繁にいけるんだけど、ユザワヤは少しばかり距離があるのでまとめ買いをする。メモにリストアップしいざ吉祥寺ユザワヤへ。しかし・・・・・「棚卸しの…