書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

青コーナーに響く歓喜の雄たけび

キーボードの前でどう書こうか迷っている。正直、言葉が追いつかないほど感動したからだ。昨夜の後楽園ホール。通っているジムの選手の試合に出かけた。ちょっと前のブログにも書いたボクサーの試合。登場のときからなぜか涙が止まらない俺。3ラウンド目くら…

転がる魂、Are you ready to ROCK?

昨夜は友人のバンドのライブに顔をだした。かつて何百回と立ったあのステージから離れてもう何年も経つ。表現のステージは確実に変わったけどattitudeはあの頃のままだ。いや、さらに尖って、欲してもいる。一瞬にしてスパークするのがロックだと思ってもい…

グローバルな視点から浮かび上がる価値

今日の読売新聞17面に「昔ながらの食 復権」という記事が載っていた。なんでもグローバル化の反動で国内の食文化が見直されており、料理教室などで郷土料理や地域の食材など伝統的なものに関心が集まっているらしい。素晴らしいことです。汁用のせんべいを使…

その物差しは自分を計るもので他人を計るものではない

今日はぶっちゃけていろんなことを書く。意味があるかわからないけど長々ととっ散らかって。只今正午過ぎ、そんな気分になった。付き合いが長くなるとエゴがでてくる。わがままはカワイイけどエゴは醜い。相手を思いやる「心配」。心配は心配りだからいい。…

真実を照らす光りをそこへ

三浦さん、容疑者になった。2年近く前のトークライブで一緒になったときはいい感じの人だったけど。まぁ楽屋でちょっと話しただけだが独特の雰囲気はあった。日本では結審してるし、ロサンゼルス警察は重要ななにかを掴んだんろう。司法取引の可能性もある…

夜となく、朝となくその向こう側へ

忙しくてもだいたい月に10本くらいは映画(DVD)を観る。深夜にスコッチを飲みながら、明け方に目を覚ませばベッドにもぐりながら。しかし映画に関しては大変な偏食家。そんな中、最近のヒットはこの二作。「The Last King Of Scotland」1970年代にウガンダ…

忍耐から生まれゆく闘争心の果て

プロのボクサーはつくづく過酷な職業だと思う。しかしストイックさとプライドが鋭利に輝く。昨年の忘年会で意気投合したボクサーとあれ以来の再会。会長をはさんで作品を贈っておいた。試合を控え、大減量中。炭水化物はもう2ヶ月食べておらず、ここ一週間は…

美味礼讃、笑み生む杯

墓場まで持っていきたい一品。ホルモンの聖地、新宿「赤ちょうちん」再訪。写真の牛シビレにら炒めは本当に本当にホンマに美味い。昨夜は四人だったのでさらにたくさん食べることができた。ありがたいことにサインを頼まれたのですがお店にマジックしかなか…

大切なもののために汗をかく美しさ

任侠の世界でいうところの「五分の兄弟」と数ヶ月ぶりにサシで飲んだ。バンドマンとして出会って20年近く。あきれるほどやんちゃをやって、ふたりで小さな焼き鳥屋をやっていたときもあった。感情的で矛盾ばかりの俺と真逆で冷静で淡々、しかし芯は熱く、ぶ…

はじまりをどう選ぶか、その地に立って

終わりよければすべてよし、って言葉もあるけど始めよければうまく流れる、ってこともある。だから一日の始まり、出会いの始まり、挑戦の始まり。その「始まり」をどう迎えるかというのは結構大事だと思う。ではいい始まりってなんだろう。それは「待たない…

ゆっくりとしっとりと浸透する素材

ここ2日、原稿書きで自宅カンヅメ状態。しかしいろんな誘惑もあるわけで。早いとこウェスティンあたりでカンヅメにされたいものだ。きっとソワソワして仕事にならんけどね。そんなわけでちょっと息抜き。この時期の外出に欠かせないのが皮製品。ジャケット、…

見逃さぬように、心の目を開け

数年ぶりに友人と再会。たまにはフレンチでも食べながら。池尻大橋「イブローニュ」。チェックのクロス、田舎料理的な感じがいい。焦燥を抱えながら成長を続ける友人。あの頃に感じることのなかった痛みに苦しみながらユーモアに変える力。いろいろあるけど…

泳ぎ始めた方がいい、さもなきゃ石のように沈むのさ

Bob dylan、不思議と今はほとんど聴かなくなったけど(アメリカ的フォーキーな感じが好きではなくなった)、かなり影響を受けたアーティスト。20代の中頃、バンドを解散してソロで表現するようになったのもBob dylanの世界観によるところが大きい。当時付き…

テーブルを彩る、情熱と歓喜のルビー

感動のボトルたちが贈られてきました。中でも大好きな一本が。「PAVILLON ROUGE 1994」さぁ、どんな料理、どんなシチュエーションでこの一本を楽しもうかな。今日はバレンタインなんだよね。月曜にテレビでチョコレートの特集をやっていててっきりその日がバ…

魂の龍、感性の風に舞え

とっくに会期は終了していました。ご来場してくれた人々に感謝。「Heart Art in TOKYO2008」に出した作品。一生懸命描きました。俺は何かに向かうとき、考えるより感じられる瞬間にいい予感を覚える。作品創りでも、仕事でも、友情でも、愛するときでもなん…

青天を往け、新しい空気を吸い込みながら

神奈川県三浦半島の最南端、三崎に車を走らせる。目的は美味いマグロを食べること。運転をお願いしていたので昼ビールいただきます。いろんな部位をいただく、まぐろづくしの握り。ランチで4,200円とは贅沢ですがでもこれ、銀座あたりで食べたら・・・三崎最…

カウンター越しに見る夜の容積

久しぶりにカウンターに立ち、一日マスターしてきました。かつてカウンター商売をしていたから(すぐつぶしちゃったけどね)こちら側に立つと帰ってきた感もある。大賑わいで刺激に満ちた夜、お客さんより俺のほうが楽しんでたりして。

遅くとも、止まるよりはましだ

ピントが合っていませんが。このたび・・・NPO法人 日本ソーシャル・マイノリティ協会の理事に就任することになりました。はい、みなさん拍手(笑)「ありがとう」何をしたらいいかそのピントもまだあっていませんがひとりでも多くの人の役に立てるなら、そ…

浮遊する組替えのイメージ

はい、酔いどれ日記です。白ワインと鯖のへしこという取り合わせ、イタリアと福井の融合は大成功。ふたりでワイン3本(そのほとんどが俺・・・)、美味は美酒を呼ぶからね。ときどきまじめに考えたりもします。これは筆を使わず、竹の棒に墨をつけて書きま…

感じたいからブーツの底をすり減らす

粉雪舞う中、昨日は千葉県で講演。テーマは「こころに伝わる言葉」朝の10時から久しぶりに2時間のロングラン講演。嬉しいことに定員を越える申し込みをいただき、書き、語り、最後はみなさんで書き。どんなテーマであれ、講演に行くといつも考えるのは響きあ…

虚飾なき佳食、本物は歴史が語る

ホルモン三昧の2008年。ついに聖地にたどり着きました。故小渕総理も愛していた「出世料理 赤ちょうちん」へ出陣。基本的にメニューはホルモン・肉しかありません。そのかわりよそでは食べられない部位を含めスペシャルばかり。肉食獣の血が騒ぐ。まずは刺身…

ふたつとないものが持つ暖かさ

作品を描いた人から手紙やハガキを戴くことがある。大切に読ませてもらっています。手紙って嬉しい。そうしてくれる相手の品格っていうか人となりみたいなものが好き。公私において手書きの暖かさを教えてもらっているからそれが自分の活動にもフィードバッ…

同じ味なし、同じ人生なし

前日とは違います。昨夜もモツ鍋(笑)これって決めたら猪突猛進。そんな性格は喜びにも災いもなる。それぞれに道はある。色づいたり、ぼやけたり、擦れたり、跳ねたり、止まったり・・・。そんなイメージです。英語は「自分以外を許しなさい」みたいな感じ…

飲み、語る。楽と成す食がある

ずっと片思い、やっと「みつる」の暖簾をくぐることができた。18時の開店前から行列。歌舞伎町の奥地、かわりづらい雑居ビルのさらに奥まったところにあるのに。美味いもの、場所を選ばず。念願のご対面。惚れてしまいます。レバ刺し、センマイ刺しも絶品。…